はじめに
自動車保険の話をします。
いつものように、我が家の結論を先に書きます。
対人・対物は無制限です。そして、車両保険は、外しています。
「車両保険はいらない?」で検索すると、こういう答えが出てきます。
- 「新車やローン中は必要です」
- 「車が古くなったら外すタイミングです」
タイミングの話ばかりです。
ただ、私の考えは、少し違います。
タイミングではなく、前提の話だと思っています。
毎年見直しています
前提の話をする前に、実務から言うと
自動車保険は、毎年見直しています。
始めの頃は、ディーラーで入っていました。
車を買うときに、そのまま勧められるやつです。
そこからネット保険に見直しました。ここ10年くらいは、ずっとネットです。
自動車保険は、1年ごとの契約です。つまり、毎年見直すチャンスが来ます。
同じ条件でも、会社によって保険料は変わります。
更新のたびに比べる。それだけで、固定費は下がります。
固定費の見直し全体の考え方は、こちらに書いています。
私が見ているのは「最低限の保証」
見直すときに、何を見ているか。
保険料の金額も、もちろん見ます。でも、それだけではありません。
最低限の保証で、見比べています。
各社が並べてくる特約を全部つければ、当然、高くなります。
そうではなく、最低限に揃えたうえで、どこが安いかを比べる。
比較の土俵を、自分で決めるということです。
そして、我が家が「最低限」と考えているのは、この3つです。
- 対人賠償は、無制限
- 対物賠償も、無制限
- ロードサービスは、あればうれしい
以上、この3つです。
対人・対物を無制限にする理由
ここは、外しません。
理由は、我が家の保険の基準そのものです。
入っておかずに大ダメージを受けるところには、入る。
- 人にケガをさせてしまったとき
- 相手の車や、建物を壊してしまったとき
賠償額に、上限はありません。億単位になることもあります。
これは、貯金でどうにかできる金額ではないんです。
起きる確率は低いけれど、起きたら人生が終わる。
だから、ここだけは無制限にしています。
医療保険をゼロにした話と、考え方は同じです。
車両保険は外しています
ここが、この記事でいちばん書きたいところです。
車両保険は、外しています。
車両保険は、自分の車が壊れたときに直すための保険です。
相手への賠償ではなく、自分の持ち物の話です。
そして、私の考えはこうです。
車は、基本的にぜいたく品です。
生活に必要だという人は多いと思います。我が家もそうです。
でも、公共交通機関という選択肢がある以上
車は「持たなくても生きていける物」に分類されます。
そのうえで、こう思っています。
万が一に備えて車両保険をつけるレベルなら
厳しいですけど、背伸びしていると思います。
自分の車が壊れたときに、自費で直せない。だから保険で守らないといけない。
それは、その車が自分の身の丈に対して大きいということです。
そして、私が言いたいのはこちらです。
そもそも、修理代が出せるように貯めておく。
- 保険会社に毎年払い続けて、事故のときだけ助けてもらうのか
- 自分の手元に置いておいて、必要なときに自分で出すのか
我が家は、後者を選びました。
保険サイトは「貯蓄が不十分な方は、車両保険に入りましょう」と書きます。
私は逆で、貯蓄が不十分なら、まずその貯蓄を作る方が先だと思っています。
車をぜいたく品と割り切っている話は、こちらに書きました。
軽トラとミニバンは、分けています
我が家は車が2台です。
プライベートのミニバンと、事業用の軽トラです。
保険も、分けています。
そして、軽トラの保険料は、経費です。
事業に使う車なので、当然といえば当然ですが、ここを分けておくと帳簿が楽になります。
どこまでが事業で、どこからがプライベートか。最初から分けておけば、迷いません。
事業とプライベートを分ける話は、こちらに書いています。
よくある質問
Q1. 新車でも車両保険を外していいんですか?
我が家の考えでは、新車かどうかは判断基準ではありません。基準は「壊れたときに自費で直せるか」です。直せないなら、車両保険をつける前に、直せるだけの貯蓄を作る。順番はそちらだと思っています。
Q2. ローンが残っている場合は?
その場合は、外さない方が無難だと思います。ローンを払いながら修理代も払うのは、現実的にきついからです。ただ、そもそも「ローンで買って、車両保険もつけないと不安な車」なのだとしたら、購入の時点で背伸びしている可能性があります。
Q3. 対人・対物は本当に無制限にすべきですか?
我が家は無制限にしています。賠償額に上限はなく、貯金でカバーできる金額ではないからです。ここを節約する意味は、ほとんどないと思っています。
Q4. 保険料を下げるには、どうすればいいですか?
毎年、同じ条件で比べることです。私はディーラーからネット保険に変えて、ここ10年はずっとネットです。特約を全部つけた状態で比べても差は見えにくいので、まず最低限に揃えてから比べてください。とて、私の答えはここ10年ネットです。と個人的には書いていますが。笑
■私が実際に使っているサイトです。

まとめ
- 自動車保険は毎年見直している。ディーラーからネット保険へ変えて、ここ10年はずっとネット
- 見ているのは金額だけでなく「最低限の保証で見比べる」こと
- 対人・対物は無制限。ロードサービスはあればうれしい
- 無制限にする理由は「入っておかずに大ダメージを受けるところには入る」から
- 車両保険は外している
- 理由は「車は基本的にぜいたく品」だから。
- 万が一に備えて車両保険をつけるレベルなら、背伸びしている
- 修理代を保険会社に守ってもらうのではなく、そもそも修理代が出せるように貯めておく
- 軽トラ(事業用)とミニバン(プライベート)は保険も分けて、事業用は経費
物事の順番は、本当に大切だと思います。
ただ、理で考えさせる前に、いかに情を動かして契約してもらうか
本当に上手なマーケティングだと思います。
特に、車両保険は○○%のお客様が契約しております。
みたいな文言も出るようになっており、上手いとしか言いようがないです。
さいごに
車両保険を外すかどうかは、タイミングの問題として語られがちです。
新車のうちは入る。古くなったら外す。
でも、本当に考えるべきなのは、その手前だと思っています。
この車は、自分の身の丈に合っているか。
壊れても自費で直せるなら、車両保険はいりません。
直せないなら、保険をつけるより先に、直せるだけのお金を貯める。
保険で背伸びを支えると、その背伸びは一生続きます。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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