はじめに
転職のタイミングを、自分で決めた人の記事が、1本もありません。
「転職 タイミング」で検索してみてください。
出てくるのは、こういう記事です。
- 転職に最適な時期は何月か
- 年齢別・転職のベストタイミング
- 求人が増える月と、避けるべき月
書いているのは、転職エージェントと、人材会社です。
そして記事の最後は、無料登録のボタンで終わります。
つまり「いつ動くか」の答えを、あなたが動くと報酬を受け取る側が、全部書いています。
私には、その理由がありません。あなたが転職しても、しなくても、私の生活は何も変わりません。
だから、一行で書きます。
転職のタイミングは、思い立ったその時です。
先に結論:確認するのは3つ
① 何月かを調べている時間は、タイミングを待っている時間ではありません
② あなたは今、思い立っています。検索したことが、その証拠です
③ 思い立った日に動かなければ、その気持ちは明日には薄くなります
順番に書きます。
私が動いたのは、36歳でした
私は22歳で大学を出て、専門商社に入りました。そのまま15年、同じ業界にいました。
辞めたのは36歳です。業界を変えました。職種は、はじめは同じ営業を選びました。
積み上げた15年の人脈も、商品知識も、社内での立ち位置も、持っていけないものは全部置いてきました。
何月に動いたか、書こうと思いました。
ですが、正直に言うと、そこは重要だと思っていません。
思い立ったその時だと思っています。
3年経ちましたが、この選択を後悔していません。
「いつ」に、答えは出ません
厳しいことを書きます。
「転職のタイミングはいつがいいか」を調べている限り、答えは出ません。
なぜなら、あなたが探しているのは時期ではないからです。
探しているのは、動いていい理由です。
誰かに「今です」と言ってもらえれば、動ける気がする。逆に「まだです」と言われれば、動かない自分を許せる。
その状態で記事を読んでも、答えは出ません。書いている側は、あなたの人生を知らないからです。
そして来年の今ごろも、同じ言葉で検索することになります。
あなたは今、思い立っています
ここが、この記事で一番伝えたいところです。
あなたは今日、「転職 タイミング」と検索しました。
昨日はしていないはずです。明日もするとは限りません。
今日、何かがあったということです。
人事異動の話を聞いたのかもしれません。後輩が辞めると知ったのかもしれません。
家族と話した夜だったのかもしれません。何があったかは分かりませんが、今日、あなたは思い立っています。
そして、その気持ちには期限があります。
明日になれば、目の前の仕事が来ます。会議が入ります。気がつけば一週間が過ぎて、「まあ、今じゃないか」に戻ります。
能力の問題ではありません。優秀な人ほど、目の前の仕事が多いからです。
だから、今日のうちにやってください。
といっても、今日やることは一つだけです。
登録するところまでです。辞める必要も、面談を受ける必要も、今日はありません。
管理職・専門職として実績がある方、年収600万円以上の方は
JACリクルートメント私の経歴に対して、向こうから求人を出してきたのが、こちらでした。自分で探しに行くと、自分の想像の範囲しか見つかりません。
向こうから来る形にすると、自分では思いつかなかった業界や職種が入ってきます。
私が15年いた業界を離れられたのは、たぶんこれが理由です。自分で探していたら、同じ業界の中で探していたと思います。
まだその年収帯ではない方や、まず求人そのものを幅広く眺めたい方は
こちらから始めてみてください。
登録は無料です。今日はそこまでで構いません。
私が登録したときの話
やったことを書きます。
履歴書と職務経歴書を出して、リモートで面談を受けました。
ここで一つ、はっきり分かったことがあります。
具体的に言った条件ほど、具体的に返ってきます。
たとえば「通勤時間は往復60分以内です」。これは具体的です。
「通勤時間は、それほどかからない方がいいです」。これは抽象的です。
抽象的な答えには、抽象的な提案しか返ってきません。当たり前のようですが、実際にやってみて、その差にはっきり気づきました。
自分が転職で叶えたいことが具体的であればあるほど、話は早く進みます。
私は2社を使いました。
1社に任せなかったのは、求人の種類も、強い業界も、非公開求人の数も、1社ではカバーできないと考えたからです。
そして、片方は私の経歴を見て求人を出してくる形、もう片方はこちらが求人を見に行く形でした。
主体的に提案してくるか、受動的か。ここは、はっきり分かれます。
どちらが良い悪いではありません。ただ、時間が答えを出します。合う合わないは、必ずあります。
最終的に大事だったのは、条件でも就業規則でもありませんでした。人の魅力です。
なお、内定の連絡は電話で、当日中に来ました。何社か同時に進めていたので、全体としても長くはかかっていません。
同時並行にすると、比較ができて、期間も短くなります。
あなたの状況別の答え
状況によって、次にやることが変わります。
今の会社に大きな不満はないが、この先が見えない方へ。
いちばん登録に向いている状態です。感情が動いていないので、条件を冷静に見られます。
今すぐ辞める必要はありません。登録して、どんな求人が届くかを見るだけで構いません。届かなければ、それも情報です。
評価されていて、責任も増えている方へ。
私がそうでした。評価されている最中は、動きにくいものです。
ただ、市場から見て価値があるのも、その最中です。評価が落ちてから動くと、条件は必ず下がります。
もう限界が近い方へ。
この場合だけは、順番が変わります。登録より先に、距離を取ってください。
限界の状態で決めた転職は、次も同じ理由で辞めることになります。まず休んで、判断できる状態に戻ってからで構いません。
年齢で迷っている方へ。
年齢で迷っている時間が、いちばんもったいないです。36歳で業界ごと変えた人間が、ここにいます。
「忙しくて時間がない」という方へ。
自分の人生の大切なことに対して、時間も取れない、つくれないのですか。
厳しい言い方に聞こえたなら、申し訳ありません。ただ、足りていないのは時間ではなく、優先順位です。
そして優先順位を決められるのは、あなただけです。
よくあるQ
Q. ボーナスをもらってから動いた方がいいですか。
金額としては損をしません。ただ、登録を待つ理由にはなりません。登録することと、辞めることは違います。
Q. 求人が増える時期に合わせるべきですか。
求人が増える時期は、応募者も増える時期です。どちらにしても、あなたの側の事情は変わりません。
Q. 在職中と退職後、どちらがいいですか。
私は在職中でした。収入が続いているので、条件を冷静に見られます。焦って決める理由がないというのは、交渉の場では強い立場です。
Q. 担当者と合わなかったら、どうすればいいですか。
合う合わないは必ずあります。担当を変えてもらうか、使わなければいいだけです。
それは失礼でも何でもありません。時間が答えを出してくれます。
Q. まだ転職する気は固まっていません。
固まっていなくて構いません。今日やることは登録までで、その先は明日以降のあなたが決めることです。
まとめ:今から出来ること
転職のタイミングは、何月かではありません。
- 何月かを調べている時間は、待っている時間ではない
- あなたは今日、思い立っている
- その気持ちは、明日には薄くなる
- 自分で探しに行く形より、届く形の方が、自分の想像を超える
- 具体的に言った条件ほど、具体的に返ってくる
今日できることは、ひとつです。
登録まで、済ませてください。
JACリクルートメント辞めるかどうかは、明日以降のあなたが決めればいい話です。
年収600万円未満の方や、まず幅広く求人を見たい方は、リクナビNEXT からどうぞ。
注意(必ず読んでください)
ここまで書いたことは、すべて私一人の事例です。
業界も、職種も、家庭の状況も、人によって違います。私が36歳で動けたからといって、誰でも同じ結果になるとは限りません。
エージェントとの相性も必ずあります。合う合わないは、時間が答えを出してくれます。
そして、いちばん大事なことを書きます。
この記事の結論も、最終的にはあなたが自分で判断してください。
私の言葉で動いて、うまくいかなかったとき、あなたの人生の責任を私は取れません。
自分の人生の大きな決断の主語は、いつでも自分です。
さいごに
「転職のタイミングって、いつがいいんでしょうか。」
この質問への私の答えは、変わりません。
思い立ったその時です。
何月でもありませんし、何歳でもありません。
そして、あなたはもう思い立っています。今日この記事を読んでいることが、その証拠です。
私は36歳のとき、15年いた業界を離れました。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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