転職活動に疲れたあなたへ ~落ち続ける理由を、採用する側から書きます~

キャリア・転職の考え方
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はじめに:「休みましょう」では、解決しません

「転職活動 疲れた」で検索すると、答えはほぼ同じです。

  • 一旦休む
  • 第三者に相談する
  • 生活習慣を見直す
  • リフレッシュ〇選

そして記事を書いているのは、転職エージェントと人材会社です。

でも、疲れの正体は、そこではないはずです。

関連キーワードを見てください。

「転職活動 半年 決まらない」、「平均何社落ちますか」

落ち続けていることが、疲れの原因です。

休んでも、原因が分からないまま戻れば、また同じことが起きます。

私は採用する側にも、いました。

そして自分自身も、転職活動をやりました。期間は2か月です。

この記事では、採用する側から見て、なぜ落ちるのかを書きます。

そして、やめていい瞬間についても正直に書きます。


先に結論:確認するのは、この3つです

① 相手の立場で、話していますか

 落ちる理由の大半は、ここです。

② 落ちた理由を、書き出していますか

 分からないまま続けるから、疲れます。

③ 自分の強みを、他人に聞きましたか

 自分で分かっている強みは、たいてい弱いです。


①落ちる理由は、たいていここです

採用する側にいた立場から、正直に書きます。

落ちる人に共通しているのは、相手の立場で物事を考えていないことです。

「御社で成長したい」

これを言われた瞬間に、私の中では終わりです。

成長したくない人は、いません。

そして、この言葉は「成長させてください」という意味になります。

成長の主導権を、相手に渡している言葉です。

「頑張ります」

これも同じです。

頑張らない人は、いません。全員が言います。

面接は、他の候補者との比較です。

全員が言うことを言っても、比較の材料になりません。

その他大勢と同じ場所に立ってしまいます。

アピールになっていない、アピール

気持ちは分かります。熱意を伝えたいだけだと思います。

でも、正直に言うと、受け取る側には何も残りません。

なぜなら、相手が何を必要としているかが、そこにないからです。


②語弊を恐れずに言います。口説いてほしいんです

採用する側の本音を書きます。口説いてほしいんです。

人を好きになったとき、どうしますか。外見だけを見て終わりますか。違うはずです。

相手のことを調べて、内面を知ろうとして、そのうえで自分の言葉で伝えます。

面接も、同じです。

会社の規模や知名度だけを見て「御社で成長したい」と言われても、何も伝わりません。

その会社の中身を見て、自分がそこで何ができるかを、自分の言葉で話してほしい。

私が惹かれるのは、そういう言葉です。

  • なぜこの会社なのか
  • 自分の経験のどこが役に立つのか
  • 入って何をするつもりなのか

借りてきた言葉ではなく、自分の言葉で話す。

そこが、採用する側が見ているところです。


③正直に書きます。私は、疲れませんでした

私自身の転職活動は、2か月でした。

そして、疲れという感覚はありませんでした。あったのは、心地よい疲労感です。

理由は2つあります。

1つ目は、自分の知らない企業や業界の方に会えるのが、素直に嬉しかったからです。

面接を「試される場」ではなく、「知らない世界を見る場」として捉えていました。

2つ目は、ここが本質だと思っています。

中途採用は、これまでのキャリアの答え合わせです。

新卒とは違います。ポテンシャルではなく、これまで何をしてきたかが見られます。

厳しい言い方になりますが

転職活動中の状態は、これまでの社会人人生の過ごし方が、出ているのかもしれません。

だから、落ち続けているなら、それは今の面接の話だけではない可能性があります。

そして、それは今からでも変えられます。


④明日からできること:紙に書き出す

具体的な方法を書きます。

面接が終わったら、紙に書き出してください。

プラスだと思ったこと、マイナスだと思ったこと。これを毎回やります。

落ちた理由が分からないまま次に進むから、同じことを繰り返して疲れるんです。

書けば、パターンが見えます。

そして、強みと弱みは他人に聞いてください

ここが、いちばん大事です。

自分で考えた強みは、たいてい弱いです。理由は、自分では気づいていない強みがあるからです。

心理学に「ジョハリの窓」という考え方があります。

自分と他人、それぞれが知っているかどうかで、4つに分かれます。

  • 開放の窓:自分も他人も知っている
  • 秘密の窓:自分は知っているが、他人は知らない
  • 盲点の窓:他人は知っているが、自分は知らない
  • 未知の窓:どちらも知らない

転職活動で武器になるのは、盲点の窓です。

他人には見えているのに、自分では当たり前すぎて気づいていない強み。

これは、自分で考えても絶対に出てきません。

周りに、素直に聞いてください。

そして、これを一人でやるのがつらいなら、二人三脚でやってくれる相手がいます。

転職エージェントです。

面接の振り返りも、強みの言語化も、第三者の視点で一緒にやってくれます。

なぜ無料で使えるのか、仕組みは正直に書きました。


⑤そして、やめていい瞬間があります

エージェント側の記事には、まず書かれていないことを書きます。

転職活動をやめていい瞬間は、あります。

転職活動をして、今の会社が実は、良かったと分かった瞬間です。

これは、逃げではありません。

転職活動をすると、自分の市場価値が分かります。

そして、その市場価値は、外に出て比べてみないと絶対に分かりません。

比べた結果、今の会社が良かったと分かったなら、それは立派な成果です。

もう迷わなくて済みます。

転職活動は、転職するためだけのものではありません。確認するための行動でもあります。


あなたの状況別の答え

何社も落ちている人

落ちた理由を、書き出していますか。書いていないなら、そこからです。

分からないまま続けるのが、いちばん疲れます。

面接で何を話せばいいか分からない人

「頑張ります」「成長したいです」を、一度封印してください。

代わりに、なぜこの会社なのかを、自分の言葉で書いてみてください。

働きながらの転職活動がしんどい人

時間の使い方より、精度の問題かもしれません。

数を打つより、1社あたりの準備を厚くする方が、結果的に早く終わります。

もう限界だと感じている人

一度、止めてください。

そして、今の会社が良かったという結論もあり得ることを、思い出してください。

転職活動は、必ず転職で終わる必要はありません。


よくあるQ

Q1. 何社くらい受けるものですか?

数より、1社ごとの準備です。

私は2か月で終わりましたが、数を打ったからではありません。

準備をして臨んだからです。

Q2. 「御社で成長したい」は、なぜダメなんですか?

成長したくない人がいないからです。

そして、成長させてください、と聞こえます。

主導権を相手に渡す言葉です。

Q3. 自分の強みが分かりません。

他人に聞いてください。

自分で考えても、盲点の窓は開きません。

周りが知っている自分を、教えてもらってください。

Q4. 転職活動をやめたら、負けですか?

違います。

比べた結果、今の会社を選んだなら、それは自分で決めたということです。

何も知らずに留まるのとは、まったく別です。


まとめ:今からやること

  1. 落ちた面接を思い出して、プラスとマイナスを紙に書く
  2. 「頑張ります」「成長したい」を、面接の答えから外す
  3. なぜこの会社なのかを、自分の言葉で3行書く
  4. 周りの人に、自分の強みを聞いてみる
  5. 今の会社が良かった、という結論もあり得ると知っておく

転職活動が疲れるのは、落ちる理由が分からないからです。

理由が分かれば、動けます。

そして、一人でやるのがつらいなら、第三者の目を借りてください。

面接の振り返りも、強みの言語化も、一緒にやってくれる相手がいます。

ジェイエイシーリクルートメント


注意(必ず読んでください)

ここに書いたのは、私が採用する側と、される側の両方を経験した中での考えです。

業界、職種、年齢によって、状況は変わります。

眠れない、食欲がないなど、心身に不調が出ている場合は、この記事の内容は当てはまりません。

まず休むこと、そして医師や専門機関に相談することを優先してください。

最後に決めるのは、あなたです。

あなたの人生を、あなた以上に大切にできる人はいません。


さいごに

転職活動は、しんどい時間になることもあります。

でも私は、心地よい疲労感でした。

理由は、知らない世界を見に行っている感覚があったからです。

そして今も思います。中途採用は、これまでの答え合わせです。

答え合わせが厳しいなら、それは今から変えられるということでもあります。

ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。

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