仕事と家庭でキャパオーバーな男性へ ~管理職・3児の父・副業、それでも私はキャパオーバーになっていません~

保険・制度・家計管理
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はじめに

答えが、2つしか出てきません。

「仕事 家庭 キャパオーバー 男」で検索すると、出てくる答えは2つに集約されます。

外注しましょう。:時短家電、家事代行、宅配食材。

あなたは悪くありません。:負荷が限界を超えているだけです。

どちらも間違っていません。ただ、読み終わったあと、明日の朝は同じように始まります。

そして気づいたことがあります。

上位の記事は、書いている人の何人かが、転職サービスに誘導しています。

キャパオーバーの答えとして、転職を売っている。

私は専門商社で4つの部署・46人を見る立場までやり、通算100名を超える部下を預かってきました。

3人の子どもがいて、共働きで、いまも会社員と個人事業主を兼業しています。

そのうえで、正直に書きます。

私は、キャパオーバーになったことがありません。

少しでもこの記事の内容が、考え方のヒントになれば幸いです。


先に結論:やっていることは3つです

1⃣ 家族は、チーム戦です

 一人で背負う前提が、そもそも間違っています。

2⃣ 妻からの「これやって」は、一切断りません

 要望が出るのには、理由があります。

3⃣ 24時間という方程式に、足し算だけでは答えが合いません

 引き算も、割り算も、掛け算も要ります。

 順番に書いていきます。


一人で背負っていませんか

まず、前提を確認させてください。

キャパオーバーになる人は、一人で回そうとしています。

上位の記事に「キャパオーバーになりやすいのは、手放せない人」と書かれていました。

あれは、その通りだと思います。

ただ、手放す相手が「サービス」だけになっているのが、気になります。

我が家は、チーム戦です。

妻とは、やるべきことを共有して、分担して、協力しています。

役割を固定していません。その日にできる方がやる。それだけです。

大事なのは、お互いに何が起きているかが見えていることです。

見えていないと、分担のしようがありません。

もし一人なら、話は変わります

誤解のないように書いておきます。

もし私が一人で子どもを育てているなら、間違いなく、あらゆるツテとサービスを使います。

  • 家族でも
  • 親でも
  • 行政でも
  • 民間サービスでも

使えるものは全部使います。

外注を否定しているのではありません。順番の話です。

家族がいるなら、まずチームとして回せているかを見る。

それでも足りないなら、外を使う。逆にしないでください。


妻からの「これやって」を、すぐやる

ここが、いちばん書きたいところです。

私は、妻からの「これやって」を一切断りません。

上位の記事は、「捨てましょう」「優先順位をつけましょう」と書いています。

その方針でいくと、家庭の依頼は真っ先に切られます。仕事より緊急度が低く見えるからです。

私は、逆にしています。

なぜ断らないのか? 理由は単純です。

家庭側にいる人が「これやって欲しい」と要望を出しているのには、理由があるからです。

その人は、その場にいて、状況が見えていて、そのうえで頼んできています。

頼む側にも、頼むまでの経緯があります。

それを「今は忙しいから」で切ると、次から言われなくなります。

言われなくなった時点で、チームではなくなります。

断らずにやることが、綺麗に回る要素です。

仕事でも、同じことをやっていました

部下から報連相が来なくなったとき、私はこう考えていました。

来なくなったのは、私が来にくくしたからだ。

家庭も同じです。依頼が来なくなったら、今まで断ってきた結果です。


24時間という方程式

では、断らずに全部やっていたら、時間が足りなくなるのではないか。

その通りです。ですので、足し算だけでは答えが合いません。

合計が24時間と決まっている方程式に、足し算ばかりを続けても、答えは合いません。

引き算も、割り算も、掛け算も要ります。

引き算は、やめることです。

上位の記事が言っている「捨てる」は、これです。

私も、もしキャパオーバーになったら、間違いなく何かを捨てます。

割り算は、分けることです。

  • チームで分担する。
  • 外注する。
  • 誰かに頼む。

1人分の仕事を、複数で割ります。

掛け算は、道具です。

我が家は時短家電を使っています。同じ1時間の価値を、道具で増やします。

家事代行と宅配食材は使っていませんが、手段と目的が合うのなら、いいと思います。

足し算しかしていないと、必ず詰まります。

キャパオーバーになっている人の多くは、足し算だけをしています。

  • 仕事が増えた。
  • 育児も増えた。
  • 役割も増えた。

全部を24時間に足そうとしている。

計算が合わないのは、能力の問題ではありません。式の立て方の問題です。


分担する前に、必要なものがあります

ここまで「チーム戦」「分担」と書いてきましたが、その前に必要なことがあります。

お互いに、何が起きているかが見えていること。

見えていないものは、分担できません。

相手が何を抱えているか分からなければ、「これやろうか」という言葉が出てきません。

我が家は、お金についても同じことをやっています。

誰が管理するかを決めていません。

決めたのは、全部を見えるようにすることだけです。

家事も、同じです。

誰が何をやるかを固定するより

いま何が残っているかが両方に見えている方が、うまく回ります。

役割分担表を作る必要はありません。見えていれば、手が空いた方がやります。


それでも苦しいときの、見方を1つ

最後に、考え方の話をします。

いまの状況を、動画で見ていますか。静止画で見ていますか。

静止画で見ると、いまが全部になります。この忙しさが永遠に続くように感じます。

動画で見ると、いまは通過点です。

子どもが小さい時期は、必ず終わります。

役職も、預かりものです。

いまの1コマだけを切り取って判断すると、必要以上に苦しくなります。


あなたの状況別の答え

妻に頼まれることが負担

 その依頼には理由があります。断らずにやってみてください。

 そして、自分が回らないなら、それはチームの設計の問題です。

 話し合う場所は、そこです。

分担しようにも、相手が動いてくれない

 まず、お互いに何が起きているかが見えていますか。

 見えていないと、分担は成立しません。可視化が先です。

一人で育てている

 あらゆるツテとサービスを使ってください。家族でも、行政でも、民間でも。

 ここは、遠慮する場面ではありません。

時短家電や家事代行を使うべきか迷っている

 手段と目的が合うなら、使ってください。

 我が家は時短家電は使い、家事代行は使っていません。正解は家庭ごとに違います。

もう限界だと感じている

 この記事の内容は、いったん忘れてください。

 眠れない、食欲がないという状態なら、優先すべきは休むことです。

 下の注意書きを読んでください。


よくあるQ

Q1. 本当にキャパオーバーになったことがないんですか?

 いまのところ、ありません。一人で背負っていないからだと思っています。

Q2. 家事代行は使わないんですか?

 使っていません。ただ、否定しているわけではありません。

 手段と目的が合うなら、いい選択だと思います。

Q3. 断らないと、仕事に支障が出ませんか?

 出ていません。足し算だけをやめれば、時間は作れます。

Q4. 妻と分担を決めた方がいいですか?

 我が家は決めていません。その日にできる方がやる、という形です。

 ただ、これが正解とは限りません。


まとめ:今からできること

  1. 一人で背負っていないか、確認する。

  キャパオーバーの前提は、たいていここです。

  1. 家庭からの依頼を、断らずにやってみる。

  断ると、次から言われなくなります。

  1. お互いに何が起きているかを、見える状態にする。

  見えないものは、分担できません。

  1. 足し算だけになっていないか、書き出す。

  引き算・割り算・掛け算が入っているか見てください。

  1. いまを動画で見る。

  この時期は、必ず終わります。


注意(必ず読んでください)

ここに書いたのは、我が家の形と、私の考えです。

家族構成、勤務形態、住んでいる地域、周囲の助けがあるかどうかで

状況はまったく変わります。

特に、一人で子育てをしている方には、この記事の「チーム戦」はそのまま当てはまりません。

使える支援は、全部使ってください。

また、眠れない、食欲がない、朝起きられないといった状態が続いている場合は

この記事の内容は当てはまりません。

まず休むこと、そして医師や専門機関に相談することを、何よりも優先してください。

最後に決めるのは、あなたです。

あなたの人生を、あなた以上に大切にできる人はいません。


さいごに

仕事も家庭も、求められるものは年々増えています。

それを一人で全部受け止めようとすれば、誰でも詰まります。

私がキャパオーバーになっていないのは、能力が高いからではありません。

一人で回していないからです。むしろ、要領は悪い方です。笑

そして、もう一つ。

合計が24時間と決まっている方程式に、足し算ばかりを続けても、答えは合いません。

引き算をする。割り算をする。掛け算をする。式を組み替えるのは、自分にしかできません。

冒頭で、上位の記事が転職サービスに誘導していると書きました。

私は、この記事で転職を勧めません。

いま必要なのは、今の状況を回すことだからです。

まず、見える状態を作ってください。そこから、分担が始まります。

ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。

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