医療保険をやめて5年経ちました ~今のところ何も起きていません、という答え合わせ~

お金の考え方・思考法
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はじめに

書いているのが誰か、見てください。

「医療保険 いらない」で検索してみてください。1ページ目の顔ぶれはこうです。

  • アクサ生命
  • フコク生命
  • 第一生命
  • PayPayほけん
  • ほけんの窓口
  • 保険比較サイト

7サイト中7サイトが、保険を売っている会社です。

中身も、全部同じ形をしています。

  • 「いらないと言われる理由を解説します」
  • 「でも、必要性が高い人はこういう人です」
  • 「無料相談はこちら」

「いらない」と検索した人に、「いる」と答えて終わる。

それしか書けません。売っているからです。笑

私は、保険を売っていません。

そして我が家は、医療保険をゼロにしました。

なぜやめたのかは、別の記事に全部書いています。制度の中身も、そちらで解説しました。

この記事で書くのは、その続きです。実はあれから、5年以上が経ちました。


先に結論:この3つです

1⃣ 5年経って、今のところ何も起きていません

 ただし、答え合わせの途中です。

2⃣ いちばん怖かったのは、入院ではありませんでした

 この金額を投資に回していたら、と考えることでした。

3⃣ やめっぱなしにはしていません

 浮いたお金の行き先を、先に決めました。


5年経って、今のところ何も起きていません

まず、いちばん知りたいところから書きます。

医療保険をやめて、5年以上が経ちました。

その間、有難いことに家族の誰かが入院したことも、手術をしたこともありません。

保険会社の記事は、最後にこう書きます。「もしものときに、後悔することになります。」

その「もしも」は、有難いことに5年間、来ていません。

ただし、自慢ではありません。

ただし、正直に書きます。これは、まだ答え合わせの途中です。

明日、誰かが倒れるかもしれません。

そのときに「やっぱり入っておけばよかった」と思う可能性は、ゼロではありません。

だから私は、「医療保険はいらない」と言い切りません。

言えるのは、事実だけです。我が家は5年間、医療保険なしで問題が起きていません。

そして、その間に払わずに済んだお金を、別のことに使えました。

むしろ、何かが起こった時の貯金も貯めることが出来ました。

判断材料として、この事実を置いておきます。


いちばん怖かったのは、入院ではありませんでした

ここが、この記事でいちばん書きたいことです。

保険をやめるとき、当然、怖さはありました。

ただ、私がいちばん怖かったのは「もしものときに困ること」ではありませんでした。

この今までの金額を、投資に回していたらどうなっていたか。

そう考えることが、いちばん怖かったんです。結果論かもしれません。

ただ、我が家は、保険全体で年間約100万円を払っていました。

10年で1,000万円です。それを、内容も説明できないまま払い続けていました。

もし最初から、その一部でも投資に回していたら。あるいは、家族との時間に使っていたら。

失った金額より、失った時間の方が痛いです。そして時間は、二度と戻りません。

保険会社の記事は、「入らないリスク」しか書きません。

「入り続けたリスク」は書けません。そこが、売っている側と売っていない側の違いです。

解約で30万円、損しています。

きれいごとに、ならないように書いておきます。

私は解約のときに、約30万円の元本割れを出しました。

払い込んだ額より、戻ってきた額の方が少なかったということです。

それでも、やめました。

そこまで払ったのだからもったいない、と考えるのが、いちばん高くつくからです。

判断するのは、過去に払った額ではなく、これから払う額です。

保険料を年100万円から月2,500円まで落とした話は、こちらに書きました。


やめっぱなしには、していません

ここが、他の記事にあまり書かれていないところだと思います。

保険をやめるというのは、空いた場所に何も置かないということではありません。

我が家は、置き換えました。

子ども3人、全員が3か月に一度、歯医者に通うようにしました。

定期検診と、フッ素塗布と、歯石とり。

代わりにやっているのが、これです。

理由は単純です。

保険は、悪くなった後に払われるものです。

歯医者の定期検診は、悪くならないようにするものです。

どちらにお金を使うか、と考えたとき、我が家は後者を選びました。

なお、子どもの医療費については自治体の医療費助成制度があります。

内容は地域によって違うので、まず自分の住んでいる自治体の制度を調べてください。

そこがスタートです。

昔の私は、タバコもお酒も夜更かしもやっていて、健康診断は要治療以上でした。

生活習慣を見直して、運動を始めて、今は指摘ゼロです。

病院に行かなければ、医療費はかかりません。

当たり前のことですが、ここを自分でコントロールしようとする人は多くありません。

理由が最後になりましたが

健康診断は、年1回受けられますが、歯は意図しないと受けられません。

ここは、私の持論でそうしました。笑

急に歯医者?となられた方、すみません。笑


保険は必要です。必要以上が、不要なだけです

誤解されたくないので、はっきり書きます。

私は、保険不要論者ではありません。

保険は必要だと思っています。今も、掛捨ての生命保険だけは残しています。

私が問題だと思っているのは、必要以上に入っていることです。

そして、こうも思っています。

自分の頭で考えて、医療保険に価値を感じている人は、残した方がいいです。

考えたうえで「自分には必要だ」と判断したなら、それが正解です。

誰かに「いらない」と言われて解約する必要はありません。この記事も含めてです。

危ないのは、考えずに入っている状態と、考えずにやめる状態です。

どちらも、主導権が自分にありません。


あなたの状況別の答え

貯蓄がほとんどない人

 やめない方がいいと思います。

 医療費を払える現金がない状態で保険を切ると、本当に困ります。

 まず貯蓄です。順番を間違えないでください。

解約すると元本割れするので迷っている人

 私は30万円損して、やめました。

 払った額は戻りませんが、これから払う額は止められます。

子どもの保険を検討している人

 先に、自治体の医療費助成制度を調べてください。

 そして、やめるなら代わりに何を置くかまで決めてください。我が家は歯医者でした。

考えたうえで「必要だ」と思っている人

 残してください。

 それが正解です。


よくあるQ

Q1. 5年間、本当に何もなかったんですか?

はい。入院も手術もありません。ただし、運が良かっただけかもしれません。

明日どうなるかは誰にも分かりません。

Q2. やめたお金は、何に使っていますか?

投資と、家族との時間と、予防です。

歯医者の定期検診もそのひとつです。

Q3. 保険屋さんに相談したら、止められませんか?

私は解約のときに「払済保険にできますよ」と言われました。

制度としては正しい提案です。ただ、契約を手放したくないのだなとも感じました。

Q4. 制度の話をもっと詳しく知りたいです。

高額療養費制度、傷病手当金、差額ベッド代。

数字を入れて、こちらに書いています。


まとめ:今から出来ること

  1. 保険料を、10年分の金額にしてみる。

  私が怖かったのは、この数字でした。月1万円なら120万円です。

  1. その金額を、投資に回していたらどうなるか調べてみる。

  やめるかどうかより、まず比べてください。

  1. 自治体の医療費助成制度を調べる。

  子どもがいるなら、ここからです。

  1. やめるなら、代わりに何を置くか先に決める。

  我が家は歯医者でした。予防でも、貯蓄でも構いません。

  1. 考えたうえで必要なら、残す。

  解約が目的ではありません。


注意(必ず読んでください)

ここに書いたのは、我が家の判断と、その結果です。

貯蓄額、家族構成、働き方、持病の有無によって、正解はまったく変わります。

保険の解約は、一度やると元に戻せないことがあります。

健康状態によっては、二度と入れなくなる可能性もあります。

また、私は30万円の元本割れを出しています。

解約する場合は、必ずご自身で調べて、自己判断・自己責任でお願いします。

必要であれば、商品を売らない立場の専門家に相談してください。

現在治療中の病気がある方、持病がある方は、この記事の内容は当てはまりません。

最後に決めるのは、あなたです。あなたの人生を、あなた以上に大切にできる人はいません。


さいごに

医療保険をやめた日のことを、今でも覚えています。

正直、怖かったです。ただ、その怖さは「入院したらどうしよう」ではありませんでした。

「この10年、何をしていたんだろう」という怖さでした。

内容も説明できない保険に、年間100万円を払い続けていた。

誰かに勧められて、そのまま入って、疑いもしなかった。

保険が悪いのではありません。考えずに預けていた自分が、いちばんの問題でした。

そして、いま同じ怖さを感じている人に、ひとつだけ言えることがあります。

保険料を止めることと、そのお金を働かせることは、別の話です。

止めただけでは、口座に少し残るだけです。

年100万円を止めても、置き場所を決めなければ、5年後には何も残っていません。

そして、我が家がその置き場所を決めたとき。実は最初、銀行でやろうとしていました。

たまたま調べて、やめました。

あのとき調べていなかったら、保険をやめた意味は半分なくなっていたと思います。

ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。

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