はじめに
「リバランスは、年1回やりましょう」
検索すると、どこもそう書いてあります。
配分のズレを直して、売って、買って、比率を戻すことです。
私の答えを、先に言います。
私は投資初心者ですので、まったくやっていません。
確認するくらいです。
そもそも、こう思っています。
逆に、なぜやらないといけないのですか?
ガチャガチャやることが、失敗につながる
私がリバランスをしない、いちばんの理由はこれです。
ガチャガチャやることが、失敗につながる。
売って、買って、比率を整えて
やっている本人は「管理している」つもりですが、実際には触っているだけです。
そのたびに、手数料と税金と、判断ミスの可能性が増えていきます。
このことは、以前にも書きました。
我が家の口座は、目的ごとに分かれています
我が家には、複数の口座があります。
そして、各口座で完結スタイルです。
- 私のNISAは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→ 老後資金 - 私の特定口座は、日本の高配当株
→ 今を楽しむ浪費資金 - 妻のNISAは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
→ 15年後の教育資金+特別資金 - ジュニアNISA(3人分)は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
→ 教育資金 - 子ども名義の未成年口座は、VT
→ 老後資金(子ども)
私がオルカンを選んだ理由は、信託報酬の低さと、投資先が全世界であるという魅力です。
妻がS&P500なのは、アメリカのシェア率が高いから、純粋に米国という選択です。
オルカンの中身も、その多くはアメリカです。だったら、そこに素直に賭ける形もある。
夫婦で違うものを持っていますが、揃える必要は感じていません。
全体を横断して、「配分がどうなっているか」を管理しているか。
こちらもしていません。
理由は、目的がそれぞれ違うからです。
- 今を楽しむお金
- 学費のお金
- 成人したら渡すお金
- 我が家の将来のお金
- 子どもに投資を身近に感じてもらうためのお金
目的が違うお金を、ひとつの表に並べて
「全体の比率が・・・」と考え始めると、話がややこしくなるだけです。
目的ごとに、置き場所と中身を決める。決めたら、触らない。
我が家の子どもの口座の話は、こちらに書いています。
そもそも、直すバランスがない
もうひとつ、大事な理由があります。
我が家の口座の中身は、一部を除いてほぼインデックスです。
オール・カントリーも、S&P500も、VTも
それ自体が何百・何千という会社をまとめて、持っている商品です。
中身の入れ替えも、比率の調整も、商品の中で行われます。
つまり、私が直すバランスが、そもそも存在しないんです。
ただし、日本の高配当株は違います。
こちらはまるっきり意味と内容が違います。この内容はまた、別記事にて取り上げます。
話を戻しますが
「株を40%、債券を30%、金を10%」のように
自分で組んだ人は、ズレたら直す必要があります。
私は、最初からその持ち方をしていません。
やらなくていいのではなく、やる必要がない設計にしてある。
ここが違います。
なぜ、株式だけでいいと確信したのか
「株と債券を組み合わせて、年1回リバランス」
これが教科書的な運用です。私は、この形を選びませんでした。
理由は、ひとつです。
この100年で、様々な投資商品のグラフと伸び率を見たからです。
- 株式
- 債券
- 金
- 不動産
- 現金
100年単位で並べたとき、答えは明確でした。
株式だけでいいや。
それが、確信に変わりました。
正解か不正解かは、正直わかりません。
でも、大筋の正解であることには、間違いないと思っています。
100年のデータが示している方向を、私が毎年ガチャガチャ触って改善できるとは思えません。
よくある質問
Q1. 本当にリバランスは不要なんですか?
「複数の資産を、決めた比率で持ちたい人」には必要です。株と債券を50:50で持つと決めたなら、ズレは直すべきです。私は、そもそもその持ち方をしていないだけです。自分がどちらの設計なのかを、先に決めてください。
Q2. インデックス1本だと、リスクが高くないですか?
株式100%なので、値動きは大きいです。暴落もします。ただ、我が家が使うのは何十年も先なので、途中の値動きは通過点です。近い将来に使うお金なら、株式100%は勧めません。
Q3. リバランスすると、コストがかかるんですか?
売却して利益が出ていれば、譲渡益に約20%の税金がかかります。売買手数料もかかります。比率を整えるために、確実なコストを払うことになる。この事実は知っておいた方がいいです。
Q4. 確認は、どのくらいの頻度でしますか?
私は確認するくらいです。見て、そのまま閉じます。見ることと、触ることは別です。触りたくなる人は、そもそも見ない方がいいかもしれません。
まとめ
- リバランスはまったくやっていない。確認するくらい
- 理由は「ガチャガチャやることが、失敗につながる」から
- 我が家は各口座で完結。私はeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、日本の高配当株、妻はeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、ジュニアNISAもオール・カントリー、子どもの未成年口座はVT(金融教育用)
- 選んだ理由は信託報酬の低さと、投資先が全世界であること。妻はアメリカのシェア率の高さから純粋に米国
- 目的がそれぞれ違うから、全体を横断して管理しない
- 中身はどれもインデックス。直すバランスがそもそも存在しない
- 100年分のグラフと伸び率を見て、株式だけでいいと確信した。正解かはわからないが、大筋の正解であることには間違いない
投資の全体像から知りたい人は、こちらからどうぞ。
さいごに
リバランスのやり方を調べているあなたへ。
その前に、ひとつだけ考えてみてください。
そもそも、直さなければいけない設計にする必要がありますか。
手間のかかる仕組みを作って、毎年その手入れをするのか。
最初から手入れの要らない仕組みにするのか。
私は、後者を選びました。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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