はじめに
「リバランスは、年1回やりましょう」検索すると、どこもそう書いてあります。
配分のズレを直して、売って、買って、比率を戻すことです。
私の答えを、先に書きます。私は、リバランスをまったくやっていません。確認するくらいです。
そもそも、こう思っています。逆に、なぜやらないといけないのですか?
この記事では、私がリバランスをしない理由と、しなくていい持ち方を書きます。
先に結論:リバランスしない理由は3つ
① ガチャガチャやることが、失敗につながる
② 口座ごとに目的を分けているので、全体の比率を見る意味がない
③ 中身がインデックスなので、そもそも直すバランスがない
順番に書きます。
理由①ガチャガチャやることが、失敗につながる
私がリバランスをしない、いちばんの理由はこれです。
売って、買って、比率を整えて。やっている本人は「管理している」つもりですが、実際には触っているだけです。
そのたびに、手数料と税金と、判断ミスの可能性が増えていきます。
比率を整えるために、確実なコストを払うことになる。この事実は、知っておいた方がいいです。
理由②口座ごとに、目的を分けている
我が家には複数の口座があり、各口座で完結するスタイルです。
- 私のNISA:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) → 老後資金
- 私の特定口座:日本の高配当株 → 今を楽しむためのお金
- ジュニアNISA(3人分):eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) → 教育資金
- 子ども名義の未成年口座:VT → 子どもの老後資金
私がオルカンを選んだ理由は、信託報酬の低さと、投資先が全世界であることです。
妻は、アメリカの比率の高さから、純粋に米国を選んでいます。
夫婦で違うものを持っていますが、そろえる必要は感じていません。
全体を横断して「配分がどうなっているか」も、管理していません。目的がそれぞれ違うからです。
目的が違うお金を、ひとつの表に並べて「全体の比率が…」と考え始めると、話がややこしくなるだけです。
目的ごとに、置き場所と中身を決める。決めたら、触らない。
理由③そもそも、直すバランスがない
我が家の口座の中身は、一部を除いてほぼインデックスです。それ自体が、何百、何千という会社をまとめて持っている商品です。
中身の入れ替えも、比率の調整も、商品の中で行われます。
つまり、私が直すバランスが、そもそも存在しません。ただし、日本の高配当株は別です。
こちらは、意味も中身もまったく違います。
自分で組んだ人は、ズレたら直す必要があります。私は、最初からその持ち方をしていません。
やらなくていいのではなく、やる必要がない設計にしてある。ここが違います。
なぜ、株式だけでいいと確信したのか
「株と債券を組み合わせて、年1回リバランス」これが教科書的な運用です。私は、この形を選びませんでした。
理由は、ひとつです。この100年で、様々な投資商品のグラフと伸び率を見たからです。
- 株式
- 債券
- 金
- 不動産
- 現金
100年単位で並べたとき、答えは明確でした。株式だけでいいや。それが、確信に変わりました。
正解か不正解かは、正直分かりません。でも、大筋の正解であることには、間違いないと思っています。
100年のデータが示している方向を、私が毎年ガチャガチャ触って改善できるとは思えません。
私が使っている証券会社
NISAとiDeCoは、楽天証券
私は、NISAでオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を積み立てています。iDeCoも、ここで続けています。
楽天カードを使っている方は、カードで積み立てられるので相性が良いです。
楽天証券で口座開設する日本の高配当株は、松井証券
日本の高配当株は、松井証券で分けて持っています。今を楽しむためのお金なので、NISAとは口座を分けています。
松井証券の日本株取引〜手数料0円から〜リバランスが必要な人、しなくていい人
リバランスが必要なのは、複数の資産を決めた比率で持ちたい人です。
株と債券を50対50で持つと決めたなら、ズレは直すべきです。
しなくていいのは、最初から1本のインデックスで持っている人です。自分がどちらの設計なのかを、先に決めてください。
あなたの状況別の答え
リバランスのやり方を、調べている方へ。
その前に、そもそも直さなければいけない設計にする必要があるかを、考えてみてください。
インデックス1本で、持っている方へ。
直すバランスは、商品の中で直されています。確認するくらいで十分です。
つい売り買いしたくなる方へ。
見ることと、触ることは別です。触りたくなるなら、そもそも見ない方がいいかもしれません。
夫婦で、違う商品を持っている方へ。
そろえる必要はないと思います。我が家も、私はオルカン、妻は米国です。
よくあるQ
Q. リバランスしないのは、問題ありませんか。
複数の資産を決めた比率で持つなら、必要です。私は、そもそもその持ち方をしていないので、やっていません。
Q. リバランスすると、コストがかかりますか。
売るたびに、手数料や税金がかかることがあります。比率を整えるために、確実なコストを払うことになります。
Q. 確認は、どのくらいの頻度でしますか。
私は、確認するくらいです。見て、そのまま閉じます。
Q. 株式だけで、本当にいいのですか。
正解かどうかは分かりません。私は、100年分のグラフと伸び率を見て、株式だけでいいと確信しました。
まとめ:今から出来ること
「リバランス」は、年1回やるものとして語られています。
- リバランスは、まったくやっていない。確認するくらい
- 理由は、ガチャガチャやることが失敗につながるから
- 口座ごとに目的を分けているので、全体の比率を見ない
- 中身がインデックスなので、直すバランスがそもそもない
- 100年分のデータを見て、株式だけでいいと確信した
今日できることは、ひとつです。
あなたの口座ごとに、「何のためのお金か」を書いてください。
目的が決まれば、リバランスが必要かどうかも、自然と決まります。
注意(必ず読んでください)
ここまで書いたことは、すべて私一人の事例です。
どの資産をどう持つかは、目的や年齢、生活によって違います。
投資には、元本割れのリスクがあります。過去のデータが、将来を約束するものではありません。
そして、いちばん大事なことを書きます。
最終的に、どうするかはあなたが判断してください。
私の言葉で決めて、うまくいかなかったとき、あなたの人生の責任を私は取れません。
自分の人生の大きな決断の主語は、いつでも自分です。
さいごに
手間のかかる仕組みを作って、毎年その手入れをするのか。最初から、手入れの要らない仕組みにするのか。
私は、後者を選びました。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
この記事を読んだあなたへ
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