はじめに
私がNISAを始めたのは、20代の時でした。
iDeCoと同じタイミングで、口座を開設しました。
当時は、将来に対して漠然とした不安がありました。
- 給料日は来るのに、安心感がない
- このままずっと、働き続けるのか
- 老後のお金は、本当に大丈夫なのか
仕事帰りの電車で、YouTubeやブログを見ながら
- 「iDeCo」
- 「NISA」
- 「資産形成」
- 「老後資金」
そんな言葉を何度も検索していたのを覚えています。
「何か始めた方がいい」
その感覚は、間違っていなかったと思います。
でも、やり方はかなり遠回りでした。
- 人気ランキングだけを見て商品を選んだこと
- 毎月分配型の投資信託に手を出したこと
- 信託報酬の数%を「たいした差ではない」と思っていたこと
当時の私は、“自分で選んでいるつもり”でした。
でも今振り返ると、自分の人生の選択を
他人や証券会社のおすすめに、乗せていただけだった気がします。
この記事では、私がNISAを始める前に知っておきたかったことを、実体験ベースで正直に書きます。
これからNISAを始める方には、同じ遠回りをしてほしくありません。
ただし、投資はすべて自己判断と自己責任でお願いします。
知っておけばよかったこと①
NISAを始めるなら証券会社
最初に、知っておいて欲しいことがあります。
NISA口座は、銀行よりも「ネットの証券会社」で開設した方がいいです。
理由はシンプルです。
銀行は、取り扱う投資商品の種類が少なく、手数料が高い商品も多いからです。
一方、ネットの証券会社では
- 低コストのインデックスファンド
- オルカン(全世界株式)
- S&P500連動型ファンド
など、長期投資向きの商品を幅広く選べます。
NISAは、かみ砕くと「長く積み立てる制度」です。
だからこそ、最初の口座選びが、かなり重要になります。
銀行と証券会社の違い
| 項目 | 銀行 | 証券会社 |
|---|---|---|
| 商品数 | 少ない | 非常に多い |
| 手数料 | 高めの商品が多い | 低コスト商品が豊富 |
| インデックスファンド | 限定的 | 豊富 |
| NISAとの相性 | やや不向き | 非常に良い |
私自身、最初は「銀行の方が安心」と思っていました。
でも実際は、“安心感”よりも“商品を理解できる環境”の方が大切でした。
NISAの非課税メリットを活かすなら、最初の口座選びはかなり重要です。
補足ですが、銀行を批判したいわけではありません。
あくまでも始めるなら、どこでやるかの話です。
NISA初心者に人気の証券会社
- SBI証券 → 国内最大手。NISA・iDeCoの品揃えが豊富
- 楽天証券 → 楽天ポイントで積み立て可能。初心者にも人気
- 松井証券 → サポートが手厚く、NISA初心者でも始めやすい
「どこが絶対正解か」よりも“低コスト商品を選べる環境を持つこと”です。
これが大切だと思っています。
ただし、私は楽天証券と松井証券を使っており
SBI証券の内容が、紹介までになるのは、すみません・・・。
さすがにエアプで記事は、書きたくないです。
知っておけばよかったこと②
手数料の数%を軽く見てはいけない
投資信託には、「信託報酬」という手数料があります。
年間0.1%程度の商品もあれば、1%以上かかる商品もあります。
正直、最初の私はこう思っていました。
「1%くらい、気にしなくてええやろ~笑」
でも、長期投資では、本当に無視できません。
例えば、毎月3万円を30年間積み立てた場合において
信託報酬0.1%と1.0%では、最終的に数百万円単位の差が出ることがあります。
積み立てる金額は同じでも、“コスト”だけで未来の資産額が変わる。
これは、投資を始めてから本当に実感しました。
当時の私は、「毎月分配型=毎月お金がもらえる良い商品」だと思っていました。
でも実際は、分配金を出すために元本を取り崩しているケースもあります。
つまり、“増えているように見えて、実は自分のお金を受け取っているだけ”のこともあったんです。
あの時は、本当に商品を理解していませんでした。
「人気だから」とか「おすすめされていたから」などの理由だけで選んでいました。
だから今は、投資信託を選ぶ時に「信託報酬」をかなり重視しています。
今の私が選んでいる投資信託
現在のつみたて投資枠は、オールカントリー(通称:オルカン)です。
理由はシンプルで
- 全世界に分散できる
- 長期投資との相性が良い
- 信託報酬が低い
からです。
S&P500も非常に人気がありますが
ただ、私は「一つの国に偏りすぎたくない」という考えから、オルカンを選んでいます。
もちろん、どちらが正解という話ではありません。
大事なのは、“なぜその商品を選ぶのかを、自分の言葉で説明できること”だと思っています。
補足ですが、オルカンにもアメリカは入っており、簡単に言うと配分だけです。
ラーメンでいう所の「あっさり」か「こってり」かだけの問題です。笑
■【投資初心者の失敗談】最初の半年で5万円損してわかった「やってはいけないこと」
投資で失敗したときの感情や、そこから投資スタンスが変わった話を書いています。
知っておけばよかったこと③
自分の人生の選択を、人任せにしない
これが、一番大切なことだと思っています。
最初の頃の私は、人気ランキングを見て商品を選んでいました。
「みんなが買っているなら安心」とか「証券会社がおすすめしているなら大丈夫」
そんな感覚でした。
でも今振り返ると、“投資”をしていたというより、“安心感”を買っていただけだった気がします。
商品を理解していたわけではありません。
ただ、「失敗したくない」から、人が選んだものに乗っかっていただけでした。
でも、投資は相場が下がる時があります。
その時、人任せで始めた投資は簡単に不安になります。
「本当に大丈夫なのか」とか「売った方がいいかも」みたいに
そうやって、ブレやすくなります。
一方で、自分で理解して始めた投資は、暴落してもブレにくいです。
むしろ、「また、上がるし、そのまま放置でいいや~」くらいになります。
これは、実際に続けてみて感じたことです。
- なぜ積み立てるのか
- なぜその商品を選ぶのか
- なぜ続けるのか
その理由を、自分の言葉で説明できるかどうかです。
ここが本当に大切でした。
投資は、お金の知識だけではなく、“自分で決める感覚”を持つことが大事なんだと思います。
■株価に対して平常心でいるための距離感 ~自分の意志で成長する投資の考え方~
今の私のNISAの使い方
遠回りを経て、今はかなりシンプルな形に落ち着いています。
つみたて投資枠:オルカンを淡々と積み立て
つみたて投資枠では、オールカントリー(オルカン)のインデックスファンドを積み立てています。
毎月決まった日に、決まった金額を積み立てる。
基本的にやることは、それだけです。
以前のように、値動きを見て売買することはありません。
「淡々と続ける」
今は、それが一番強いと思っています。
■株の上がり下がりは誰にもわからない ~自分の意志で成長する投資家の思考法~
成長投資枠:高配当株を購入
成長投資枠では、日本の高配当株を買っています。
特定口座でも、高配当株投資は続けています。
高配当株の魅力は、実際に配当金が入ってくることです。
初めて数千円の配当金が入った時、少し感覚が変わりました。
金額は大きくありません。
でも、「自分が働いたお金以外が入ってきた」
その感覚は、想像以上に大きかったです。
“お金が働く”という意味を、初めて少し理解できた気がしました。
インデックス投資の「じわじわ増える感覚」と、高配当株の「配当金が入る感覚」
今は、この両方を組み合わせています。
現在のNISA構成
- つみたて投資枠:オルカン(インデックスファンド)
- 成長投資枠:日本の高配当株
- 特定口座:高配当株(追加投資分)
投資サービスを選ぶ前に知っておきたい「考え方」について書いています。
■社会人が投資サービスを使うなら ~最初に知っておきたい考え方~
まとめ
NISAを始める前に知っておいてほしいことを、改めてまとめます。
- 銀行窓口ではなく、証券会社で口座を開く
- 手数料(信託報酬)の数%を軽く見ない
- 自分の人生の選択を人任せにしない
投資を始める前の私は、「将来が不安だから、とにかく何か始めなきゃ」と焦っていました。
でも、今は少し違います。
将来への不安が、完全になくなったわけではありません。
ただ、「自分で考えて、自分で選び、未来のために積み立てている」
そう思えるだけで、気持ちはかなり変わりました。
■長期投資なのに途中で売る人へ ~心変わりが資産を減らす本当の理由~
さいごに
NISAは、「未来から目をそらさない」ためのきっかけでした。
NISAは、一気に人生を変える魔法ではありません。
でも、“自分で未来を選び始めるきっかけ”にはなると思っています。
入り口を間違えなければ、NISAはそこまで難しくありません。
まずは、小さく始めてみてください。
そして最後になりますが
未来は、もう「待つもの」ではありません。選ぶものです。
幸運も同じです。偶然ではありません。準備していた人にしか、見えない。
だから、今動く「今日が最強のスタート日」だから。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
NISAを始めたい方へ 人気の証券会社
- SBI証券 → 国内最大手。NISA・iDeCoの品揃えが豊富
- 楽天証券 → 楽天ポイントで積み立て可能。初心者向け
- 松井証券 → サポートが手厚く、初心者でも始めやすい
楽天証券
これから新NISAを始める方は、一度見てみても良いと思います。
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