人生を変えたいなら、変える場所を間違えないでください ~評価されている最中に、気づいた話~

キャリア・転職の考え方
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はじめに:出てくる答えは、全部が「外側」です

「人生 変えたい」で検索すると、答えはだいたい決まっています。

  • 仕事を変える。
  • 住む場所(環境)を変える。
  • 人間関係を変える。

〇つの行動、〇の方法、〇つのステップ。形は違っても、中身は同じです。

そして、どれも間違っていません。実際に効果があります。

ただし、1つだけ共通していることがあります。

全部、外側の話です。

ここからが本題です。

外側だけを変えた人は、数年後にまた同じ検索をします。

転職した人が、3年後にまた転職を考える。

引っ越した人が、また引っ越したくなる。

理由は、変わったのは環境で、決めている人が変わっていないからです。

私も今以上と考え、外側を全部変えました。

でも、先に変えたのは内側でした。

そして、大事なことに気づいたのは、評価されている最中でした。


先に結論:確認するのは、この3つです

① それは、誰が決めた道ですか

 他人の目線の上を歩いていないか。

② 評価されているとき、満たされていますか

 満たされないなら、道が自分のものではない可能性があります。

③ 良いことも悪いことも、自分のことだと認められますか

 認められないと、判断できません。


①外側を変えても、数年後に戻る理由

  • 転職する。
  • 引っ越す。
  • 環境を変える。

これは全部、「変えてもらう」形です。

  • 新しい会社が、成長させてくれる。
  • 新しい環境が、変えてくれる。
  • 新しい人間関係が、救ってくれる。

主導権を、次の外側に預け直しているだけです。

だから、数年後にまた同じことを検索します。

預けた先が、期待に応えてくれなかったからです。

そして、ここが怖いところです。

外側を変えると、「変わった」という達成感が出ます。

引っ越した。転職した。何かをやった気になれる。

その達成感で、内側の問題が先送りされます。

先送りされた分だけ、次に気づいたときの年齢が上がっています。


②私が気づいたのは、評価されている最中でした

正直に書きます。

失敗して気づいたのではありません。

営業として、14日間の出張に出たことがあります。

当時の私は、エリア長という立場でした。

新規出店エリアの開拓。営業としては、花形の仕事です。

社長を含む役員から、こう言われました。

「君に託した。頭として、部下とともにやりたいようにやってくれ。支援はする」

結果は、花丸でした。本社の役員会議でも、褒めちぎられました。

補足ですが、そのとき、妻のお腹には、1人目の子どもがいました。

妻は、私の仕事に口を出しません。「頑張ってきてね」と言ってくれました。

誰も、止めていません。

出張が終わって、休みの日に、ふと一人になりました。

そして、考えたんです。

  • 本当にこのままで、私は幸せか。
  • 本当に、自分の人生に悔いはないか。
  • 目の前の人を、幸せにできているか。

その瞬間、答えは決まっていました。

自分の人生を歩もう。

他人の目線や、他人の人生で生きるのは、やめよう。

成功だとは、思っていません

外から見れば、順調でした。評価もされていました。

ただ、私は今も、あれを成功だとは思っていません。

海を泳いでいるときのことを、想像してみてください。

海の大きさも、深さも、自分が今どこにいるかも、泳いでいる最中には分かりません。

人生も同じだと思っています。

今が成功なのか失敗なのか、途中では判定できません。
答え合わせができるのは、たぶん息を引き取る瞬間です。

だからあの14日間も、成功ではありません。過程の、一つの道のりです。

そして、そのとき気づいたのは、こういうことでした。

どこにいるかは分からない。でも、どっちへ泳ぐかは、自分で決められる。

それだけは、海の中にいても分かります。

なぜ、この瞬間だったのか

うまくいっていない時に気づくのは、分かりやすいと思います。

  • つらい。
  • しんどい。
  • このままでは駄目だ。

そう感じたら、誰でも考えます。

実際、私にはその経験もあります。

深夜0時を回っても職場にいて、「6時間後には、またここにいるのか」と思っていた時期です。

でも、あの14日間は違いました。

託されて、結果を出して、褒められて。そのうえで、満たされていませんでした。

そこで初めて、分かりました。

この道は、誰が決めたんだろう、と。

評価されている道が、自分が選んだ道とは限りません。


③外側は、あとからついてきました

主導権が自分に戻ってから、外側が変わり始めました。

順番が逆ではありません。

保険を年間約100万円から、月2,500円にしました

なぜ100万円も払っていたか。

答えは、簡単です。

勧められるまま、入っていたからです。

学資保険は上司に勧められました。ドル建ても、がん保険も、疑うことなく入っていました。

自分で判断していなかっただけです。

投資を、学び直しました

始めた頃は、人気ランキングを見て商品を選んでいました。

半年で5万円損しました。

これも、判断を人に預けていた結果です。

15年勤めた会社を、出ました

ただし、逃げたのではありません。

人間関係も、仕事の中身も、悪くありませんでした。

それだけを考えれば、出る理由はなかったんです。

別の業界で、自分がどこまでやれるか試したかった。それだけです。

全部、内側が変わってからの結果です。

外側から変えていたら、たぶん何も変わっていません。


④主導権を渡したままの人に、共通していたもの

15年の中で、たくさんの人を見てきました。役職も、一通り経験しています。

そこで、はっきりした共通点があります。

共通内容は、他責です。

  • 環境が悪い。
  • 上司が悪い。
  • 会社が悪い。
  • 時代が悪い。

そして、他責の正体は、これだと思っています。

自分のことを、良くも悪くも認められない。

悪い方だけではありません。

「自分なんて」と言う人も、認めていないという意味では、まったく同じです。

できたことも、できなかったことも、両方認められる。

そこからしか、判断は始まりません。

認められないから、判断できない。判断できないから、外に答えを求める。

だから、環境を変え続けることになります。


⑤主導権は、もともと持っていました

ここまで「取り戻す」と書いてきましたが、正確には違うかもしれません。

子どもの頃、みんな持っていたはずです。

外で遊ぶか、中で遊ぶか。そこで喧嘩になる。

外に決まったら、次は色鬼か、高鬼か、氷鬼か。また喧嘩になる。

なぜ喧嘩になったか。

全員が「自分はこれがいい」を持っていたからです。

大人になると、喧嘩しなくなります。

「どこでもいいよ」「任せます」

角が立たないし、責任も負いません。手放した方が楽だと、どこかで学んでしまった。

忘れたのではありません。使わなくなっただけです。

だから、ゼロから作る必要はありません。蓋を開けるだけです。

そして、こう考えられるようになります。

今は、通過点です。

人生を1枚の静止画で見ると、今の結果がすべてに見えます。

でも、動画で見れば、今は途中の1コマです。

海の中と、同じです。


あなたの状況別の答え

つらくて、変えたい人

 外側を変えることは、間違っていません。

つらい環境から離れることは、正しい判断です。
ただし、離れる前に「自分は何を求めているか」を1行でいいので書いてください。
それがないと、次も同じ場所を選びます。

評価されているのに、満たされない人

 あの日の私です。

外から見れば順調なのに、なぜか苦しい。
それは、道が自分のものではないサインかもしれません。

誰の目線で、その道を歩いていますか。

すでに環境を変えたのに、また変えたくなっている人

 外側だけを変えた可能性があります。

次に変えるべきは、決め方です。前回、その環境は誰が選びましたか。

何をすればいいか分からない人

 まず、小さいことを1つ、自分で決めてください。

昼に何を食べるかでも構いません。

「どこでもいい」をやめることから始まります。


よくあるQ

Q1. 環境を変えるのは、意味がないんですか?

意味はあります。私も全部変えました。

ただし、順番があります。

内側が変わっていないまま外側を変えると、次の環境でも同じ判断をします。

Q2. 主導権を持つと、周りとぶつかりませんか?

ぶつかることはあります。子どもの頃、遊びを決めるときに喧嘩したのと同じです。

ただ、大人の場合は伝え方があります。

感情ではなく、論理で説明する。相手の立場から考える。

そこは、また別の技術です。

Q3. 何も決められません。決断力がないんです。

決断力の問題ではないと思います。

判断の材料を持っていないだけです。知らないことは、決められません。

だから、学ぶことが先です。知識が増えると、判断できる範囲が増えます。

Q4. 今からでは、遅くないですか?

私が気づいたのは、社会人になって何年も経ってからです。

そして、いま思うのは「あのとき気づけてよかった」ということだけです。

遅いかどうかは、気づいた後に何をするかで決まります。


まとめ:今からやること

  1. 今の環境を、誰が選んだか思い出す(自分か、流れか、誰かの勧めか)
  2. 評価されているのに満たされない部分があるか、書き出す
  3. できたことと、できなかったことを、1つずつ紙に書く(両方認める練習です)
  4. 今日、小さいことを1つ、自分で決める
  5. 外側を変えるのは、そのあとです

人生を変えたいなら、変える場所を間違えないでください。

変えるのは環境ではなく、決めている人です。

そして、この記事だけでは足りないと思います。

「自分の意志で決める」というのが、具体的にどういうことなのか。
私がそれを言葉にした記事があります。

そのうえで、もしあなたが「外側も変える」と自分で決めたなら。

決めてから動くのと、迷いながら動くのは、まったく別の行動です。

そして外に出るなら、先に自分が外からどう見えているかを知っておいてください。
知らずに動くと、また誰かの判断に乗ることになります。

ジェイエイシーリクルートメント


注意(必ず読んでください)

ここに書いたのは、私の経験と考えです。

置かれている状況、家族構成、健康状態によって、正しい選択は変わります。

心身の不調が続いている場合は、この記事の内容は当てはまりません。

まず休むこと、そして医師や専門機関に相談することを優先してください。

最後に決めるのは、あなたです。あなたの人生を、あなた以上に大切にできる人はいません。


さいごに

あの日、休みの一人の時間に考えたことを、今でも覚えています。

本当にこのままで、私は幸せか。

答えは、すでに出ていました。

そして、そこから全部が変わり始めました。保険も、投資も、仕事も。

でも最初に変わったのは、何も目に見えないものでした。

海の中にいる限り、自分がどこにいるかは分かりません。

それでも、どっちへ泳ぐかは、自分で決められます。

未来は、もう「待つもの」ではありません。選ぶものです。

幸運も同じです。偶然ではありません。準備していた人にしか、見えない。

ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。

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