はじめに
「銀行の投資信託は、やめとけ」と聞いたことがある方も、多いと思います。
子ども用の口座を作りに、銀行へ行った時のことです。手続きが終わったタイミングで、担当者にこう言われました。
「お子様のために、こちらの商品はいかがでしょうか?」
正直に言います。危うく契約しそうになりました。笑 冷静に考えると、手数料の高い商品でした。
知識があったから、立ち止まれました。
この記事では、銀行の投資信託は本当にやめとけなのか、私の答えと、窓口で勧められた時に知っておくべき仕組みを書きます。
先に結論:銀行の投資信託は、全部ダメではない
① 全部ダメではない。ダメなのは、勧められるままに買うこと
② 同じ投資信託でも、銀行で買うとコストが高くなることが多い
③ 「子どものために」「元本保証」「今だけ」は、立ち止まるサイン
順番に書きます。
私も、最初は銀行でNISAを始めようとしていました
投資を始めようと思ったとき、最初に頭に浮かんだのは銀行でした。お金のことは銀行、というイメージがありました。
でも調べてみると、同じNISA、同じ投資信託でも、銀行で買うとコストが高くなることが分かりました。
窓口で相談できる安心感は、手数料という形で、自分が払っています。それで私は、銀行をやめて、ネット証券にしました。
なぜ「やめとけ」と言われるのか
①窓口で勧められる商品は、手数料が高いことが多い
銀行は、投資商品を売ることで手数料を受け取ります。販売手数料、信託報酬、解約手数料。
これらは、投資する人が払うコストです。窓口で勧められる商品は、銀行にとって手数料が高い商品が多い傾向があります。
銀行や銀行員が悪いわけではありません。組織として、利益を出すために動いています。
ただ、銀行にとって都合の良い商品と、あなたにとって都合の良い商品は、必ずしも一致しません。
②同じ商品でも、ネット証券の方が安いことが多い
- 販売手数料:銀行はかかることが多い/ネット証券は無料が多い
- 取り扱う商品:銀行は限られている/ネット証券は幅広い
- 情報:銀行は窓口の説明だけ/ネット証券は自分で調べられる
- 手続き:銀行は対面/ネット証券はオンラインで完結
コストの差は、長く続けるほど大きくなります。
「子どものために」は、魔法の言葉
人は、得をする喜びより、損をする痛みの方を大きく感じます。売る側は、この心理をよく理解しています。
元本保証、損しにくい、安全な運用、そして「お子様のために」。
これらの言葉は、損をしたくない気持ちと、子どもを守りたい気持ちに刺さるように作られています。
特に「子どものために」は強力です。子どもを守りたい気持ちは、どんな親にも共通するからです。
私も、まさにそこで心が動きました。
窓口で、立ち止まるべき3つの場面
①「子どものために」「家族のために」と言われたとき
感情に訴える言葉は、判断を鈍らせます。子どものためになるかどうかは、感情ではなく数字で判断してください。
②「元本保証」「今だけ」「期間限定」と言われたとき
元本保証の商品は、その分リターンが低くなります。そして、投資に「今だけ」はありません。焦らせるための言葉です。
③説明が複雑で、よく分からないとき
自分の言葉で説明できない商品は、買わない方が安全です。ある意味で、保険も同じです。
私は、知り合いの紹介で入った保険で、それを痛感しました。
我が家が、子どものためにやっていること
結局、我が家は銀行の商品を買いませんでした。子どものためのお金は、ネット証券で、全世界株のインデックスにしています。
- 子ども3人のジュニアNISA:全世界株のインデックス → 教育資金
- 子ども名義の口座:VT → 子どもの老後資金
ネット証券で始めるなら
私は、NISAとiDeCoを楽天証券で続けています。口座開設から購入まで、オンラインで完結します。
楽天証券で口座開設するあなたの状況別の答え
銀行の窓口で、投資を勧められている方へ。
その場で決めないでください。一度持ち帰って、同じ商品をネット証券で買った場合のコストと比べてください。
「子どものために」と言われて、迷っている方へ。
感情ではなく、数字で判断してください。私も、危うく契約しそうになりました。
すでに銀行で投資信託を買ってしまった方へ。
中身とコストを確かめてください。納得して持っているなら、問題ありません。
銀行の方が安心だと思っている方へ。
その安心感は、手数料という形で自分が払っています。
よくあるQ
Q. 銀行の投資信託は、やめとけですか。
全部ダメではありません。仕組みを理解した上で、自分にとって合理的な商品なら問題ありません。
ただ、勧められるままに買うのは避けた方が賢明です。
Q. 銀行とネット証券、何が違いますか。
同じ商品でも、ネット証券の方がコストが低いことがほとんどです。取り扱う商品も幅広いです。
Q. ネット証券は、初心者でも使えますか。
使えます。口座開設から購入まで、オンラインで完結します。
Q. まず何から始めればいいですか。
NISAのつみたて投資枠で、低コストのインデックスファンドを積み立てることから始めるのを勧めます。
まとめ:今から出来ること
「銀行 投資信託 やめとけ」は、手数料の比較で語られています。
- 銀行の投資信託は、全部ダメではない
- ダメなのは、勧められるままに買うこと
- 同じ商品でも、ネット証券の方がコストが低いことが多い
- 「子どものために」「元本保証」「今だけ」は、立ち止まるサイン
- 自分の言葉で説明できない商品は、買わない
今日できることは、ひとつです。
勧められた商品があるなら、その名前で、ネット証券の手数料を調べてください。
その差が、あなたが払おうとしていた安心の値段です。
注意(必ず読んでください)
ここまで書いたことは、すべて私一人の事例です。
投資には、元本割れのリスクがあります。
手数料や商品の内容は、金融機関や時期によって違います。必ず公式の情報で確かめてください。
そして、いちばん大事なことを書きます。
最終的に、どうするかはあなたが判断してください。
私の言葉で決めて、うまくいかなかったとき、あなたの人生の責任を私は取れません。
自分の人生の大きな決断の主語は、いつでも自分です。
さいごに
知識は、自分を守る最大の防御です。「子どものために」という魔法の言葉に、立ち止まれるかどうかです。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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