はじめに
個人事業主になって、事業用のクレジットカードを選ぼうとしている方へ。
「個人事業主 クレジットカード」で検索すると、出てくるのはこういう記事です。
- おすすめのカード〇選
- 還元率と年会費の比較表
- 審査に通りやすいカード
私は、それを読み比べることをしませんでした。比較せずに、決めました。
会社員と個人事業主を兼ねてから、その1枚で、困ったことはありません。
選んだ基準は、たったひとつです。
先に結論:確認するのは3つ
① カードは、会計ソフトと同じ会社で選ぶ
② 年会費や還元率は、おまけです
③ 事業用と私用は、最初から分ける
順番に書きます。
選んだのは、マネーフォワード ビジネスカード
私の事業用カードは、マネーフォワード ビジネスカードです。ETCカードも、同じところで作りました。
選んだ理由は、ひとつだけです。会計ソフトが、マネーフォワードだからです。
日々の仕訳も、確定申告も、マネーフォワード クラウドでやっています。だったら、カードも同じ会社でまとめて管理したかった。
それだけです。
会計ソフトの話は、こちらに書いています。
審査は、すぐ通った。ただし
カードそのものは、すぐに作れました。
ただ、後払いで使えるようにするための審査には、時間がかかりました。
開業したばかりで、事業としての信用がまだなかったからです。
開業したての方は、ここで慌てないでください。最初は時間がかかるもの、と思っておけば大丈夫です。
年会費や還元率は「おまけ」です
還元率は、比べていません。年会費や還元率は、基本的におまけだと思っています。
事業用カードの仕事は、ポイントを稼ぐことではありません。事業の支出を、漏れなく、混ざらずに、帳簿へ流すことです。
おまけの大小で選ぶと、本体の仕事である帳簿づけで、毎月手間を払うことになります。
還元率の差より、仕訳の手間の差のほうが、はるかに高くつきます。
事業用カードで払っているもの
私が事業用カードで払っているのは、たとえばこういうものです。
- ガソリン
- 通信費
- 研修費
どれも、事業のために使うお金です。カードの明細を開けば、全部が事業の支出です。
最初から分けた理由
最初は私用のカードと兼用にして、あとから分ける。そういう考え方もあります。
ですが、私は最初から分けました。事業と私用をまとめると、あとで仕訳が大変になると聞いていたからです。
明細の中から「これは事業、これは私用」と、1行ずつ選び分ける作業が毎月発生します。
確定申告というゴールから逆算すれば、混ざった明細をあとから分ける工程は、最初から無いほうがいい。だから、先に潰しました。
ちなみに、私用のカードは楽天カードです。事業用と私用で、財布の中のカードがはっきり分かれています。
☆★ネットでのお買い物も公共料金のお支払も楽天カード!★☆私も使っています。
分けた結果:仕訳が楽。以上です
分けて何が変わったか。答えはシンプルです。
カードの明細が、すべて事業に関係するものだけになりました。だから、仕訳が楽です。
これしかないです。笑 でも、これがすべてです。
事業用の銀行口座や会計ソフトも含めた、バックオフィス全体の整え方は、こちらに書いています。
会計ソフトから先に決める
カードを先に決めるのではなく、会計ソフトを先に決めてください。会計ソフトが決まれば、カードは自然に決まります。
私が使っている会計ソフトは、こちらです。
個人事業主にとって必要な機能が搭載!【マネーフォワード クラウド】仕訳から確定申告まで、私はこれ1本でやっています。
あなたの状況別の答え
これから事業用カードを作る方へ。
先に、使う会計ソフトを決めてください。カードは、その会社のものを選べば迷いません。
開業したばかりで、審査が不安な方へ。
カードは作れても、後払いの審査には時間がかかることがあります。私もそうでした。
最初はそういうもの、と思っておいてください。
私用のカードと兼用で済ませようとしている方へ。
最初から分けてください。明細を毎月選び分ける手間は、あとで必ず効いてきます。
よくあるQ
Q. 私用のカードを、そのまま事業用にしてはだめですか。
私用のカードの中には、規約で事業での利用を認めていないものもあります。
それに、明細から経費を選び分ける手間が毎月かかります。事業用として1枚持つのが、結局いちばん楽です。
Q. 開業したばかりでも、作れますか。
私は、カードそのものはすぐに作れました。ただ、後払いで使うための審査は、信用がなかったので時間がかかりました。
Q. ETCカードはどうしていますか。
事業用カードと同じところで作りました。移動の経費も、同じ流れで帳簿に入っていきます。
Q. うっかり事業用カードで私用の買い物をしたら?
「事業主貸」として仕訳すれば大丈夫です。ただ、財布の中で事業用と私用が分かれていれば、うっかり自体がほとんど起きません。
まとめ:今から出来ること
- 事業用カードは、会計ソフトと同じ会社で選ぶ
- 年会費や還元率は、おまけ
- 開業したては、後払いの審査に時間がかかることがある
- 事業用と私用は、最初から分ける
- 分けた結果は、仕訳が楽。これがすべて
今日できることは、ひとつです。
あなたが使う会計ソフトを、先に決めてください。
それが、事業用カード選びの答えになります。
注意(必ず読んでください)
ここまで書いたことは、すべて私一人の事例です。
カードの審査や条件は、事業の状況によって違います。
サービスの内容は、変わることがあります。申し込む前に、必ず公式の情報で確かめてください。
そして、いちばん大事なことを書きます。
最終的に、どうするかはあなたが判断してください。
私の言葉で決めて、うまくいかなかったとき、あなたの人生の責任を私は取れません。
自分の人生の大きな決断の主語は、いつでも自分です。
さいごに
カード選びに、比較表はいりませんでした。
先に決めるべきは、カードではなく、帳簿の流れです。
ゴールから逆算して、手間が生まれる工程を最初から作らない。私は、そう考えています。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
この記事を読んだあなたへ
知識を得た次は、行動に移すとき。
成長・学び・お金・キャリア。あなたが変わるための選択肢を、一つにまとめました。
スキルアップ・投資・転職。どこから始めるかは、あなたが決めていい。
まず「知る」だけでも、景色は変わります。



