はじめに
「なるべく早くやって」「ちゃんとやっておいて」「もっと意識高くいこう」
こうした言葉、あなたの職場でも当たり前になっていませんか。
「仕事 ミス 減らない」で検索すると、出てくるのは、ミスを減らすチェックリストや、メモの取り方です。
もちろん大事です。でも、それでもミスが減らないなら、原因は能力ではないかもしれません。
原因はたった一つ、「あいまいな言葉(ビッグワード)」です。
この記事では、管理職として部下に指示を出してきた私の失敗をもとに書きます。
ミスが減らない本当の理由と、今日からできることです。
先に結論:ミスが減らない原因は「伝えたつもり」
① ミスの多くは、あいまいな言葉で起きている
② あいまいな言葉を、数字・期限・行動に変える
③ あいまいな指示は、その場で確認する
順番に書きます。
なぜ、仕事のミスはなくならないのか
結論から言います。「伝えたつもり」と「分かったつもり」が、すべての原因です。
- 指示どおりにやったのに、怒られた
- 「そんなつもりじゃなかった」と言われた
- 部下が、思ったとおりに動かない
これ、すべて共通しています。言葉があいまいだっただけです。
実際にあった、私の失敗
今から考えると、成長中やったな~と思いますが、過去の私は部下にこう伝えました。
「なるべく早く対応しておいて」伝えたのは、朝の10時です。
私は「今日中」を想定していました。しかし、部下は「明日中」と解釈していました。結果、先方からクレームをいただきました。
この時に、初めて気づきました。「なるべく早く」は、指示ではないということに。
ミスをしたのは部下ではなく、指示を出した私でした。
ビッグワードとは何か
ビッグワードとは、人によって解釈が変わる、抽象的な言葉です。
- ちゃんとやる
- 早めに対応
- 頑張る
- 意識を高く
- 付加価値を上げる
一見すると正しそうですが、行動に落ちない時点でNGです。好きは抽象的、嫌いは具体的、と言いますね。笑
よくあるビッグワードと、ズレの正体
①「報告・連絡・相談を徹底して」
何を、いつ、どのレベルで必要ですか。人によって基準がバラバラです。
そして、報連相は部下から上司へするものと思われがちですが、本来は逆です。上司から部下へ、正しくするものです。
②「モチベーション上げていこう」
どうやって。言葉では上がりません。上司が部下のモチベーションを上げることが仕事です。
部下に「上げていこう」と声をかけるのは、大きな間違いです。
③「営業は数字がすべて」
どの数字。訪問件数、売上、成約率、営業利益。考えてKPIとして設定してこそ、意味があります。
④「なるべく早く対応します」
何時間以内。意図しないクレームの原因です。
プライベートでも同じで、待ち合わせを「午前中に集合」とだけ伝えたら、大変なことになります。
解決策は、すべて具体化すること
やることはシンプルです。あいまいな言葉を、数字・期限・行動に変えるだけです。
- 早めに対応 → 12時間以内に返信
- 頑張る → 1日10件訪問
- しっかり確認 → 3項目をチェック
- 付加価値を上げる → 顧客満足度4.5以上
ポイントは、「誰が見ても同じ行動になるか」です。これは一例なので、自分たちの言葉を作れば、組織に浸透していきます。
共通言語を持つ組織は、意思疎通が早く、行動に移るのも早いです。
指示を受ける側が、今日からできること
あいまいな指示を受けたら、その場で確認してください。
「なるべく早く、とは今日中ですか?」この一言で、ミスは確実に減ります。
上司に確認するのは、失礼ではありません。確認しないまま動いて、ずれる方が、よほど困ります。
成長する人は、自分にも具体的
ここが、一番大事です。成長する人は、自分への言葉も具体的です。
- 「頑張る」ではなく → 「18時までに資料完成」
- 「改善する」ではなく → 「毎日5分振り返る」
- 「資格を取る」ではなく → 「試験日を予約する」
この差が、1年後に大きな差になります。騙されたと思って、やってみてください。
伝える力を、体系的に学ぶなら
私自身は、体系的に学ぶことを大切にしています。ロジカルシンキング、コミュニケーション、マネジメント。
今回の内容に直結することを、本で学べます。
あなたの状況別の答え
ミスが減らなくて、悩んでいる方へ。
受けた指示に、あいまいな言葉がなかったか振り返ってください。あったなら、次からはその場で確認してください。
部下のミスが減らない上司の方へ。
自分の指示を、数字・期限・行動で言えているか見直してください。私のクレームは、私の「なるべく早く」が原因でした。
チームで、認識がずれやすい方へ。
あいまいな言葉を、チームの共通言語に置き換えてください。「早めに」を「12時間以内」に、です。
自分の目標が、続かない方へ。
「頑張る」を、「何時までに何をする」に変えてください。
よくあるQ
Q. 仕事のミスが減らない原因は、何ですか。
私の経験では、あいまいな言葉による「伝えたつもり」と「分かったつもり」です。能力の問題ではないことが多いです。
Q. ビッグワードとは、何ですか。
人によって解釈が変わる、抽象的な言葉です。「ちゃんと」「早めに」「頑張る」などです。
Q. 上司の指示があいまいなときは、どうすればいいですか。
その場で確認してください。「今日中ですか?」と聞くだけで、ずれは防げます。
Q. 今日からできることは、何ですか。
口癖の「なるべく早く」を、やめてみてください。それだけで、仕事は変わります。
まとめ:今から出来ること
「仕事 ミス 減らない」は、チェックリストやメモの取り方で語られています。
- ミスの多くは、あいまいな言葉で起きている
- 私の失敗は、朝10時の「なるべく早く」
- あいまいな言葉を、数字・期限・行動に変える
- あいまいな指示は、その場で確認する
- 成長する人は、自分にも具体的
今日できることは、ひとつです。
口癖のように言っている「なるべく早く」を、やめてみてください。
それだけで、あなたの仕事は確実に変わります。
注意(必ず読んでください)
ここまで書いたことは、すべて私一人の事例です。
ミスの原因は、仕事の内容や職場によって違います。体調や働き方に原因がある場合もあります。
つらさが続くときは、一人で抱えず、信頼できる人や専門家に相談してください。
そして、いちばん大事なことを書きます。
最終的に、どうするかはあなたが判断してください。
私の言葉で決めて、うまくいかなかったとき、あなたの人生の責任を私は取れません。
自分の人生の大きな決断の主語は、いつでも自分です。
さいごに
「あの頃できなかった」ではなく、今からやればいいだけです。
あいまいな言葉をやめるだけで、ミスは減り、人間関係が良くなり、成果が出ます。これは、私の経験から断言できます。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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