管理職に向いてない、と言い続けているあなたへ ~はっきり言います。大迷惑です~

キャリア・転職の考え方
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はじめに

優しい記事は、たくさんあります。

「管理職 向いてない」で検索すると、出てくるのはこういう記事です。

  • 向いていない人の特徴7選
  • 管理職に向く人・向かない人の違い
  • 適性診断
  • 向いていないと感じたときの対処法

書いているのは、研修会社と人材紹介会社です。優しく、丁寧に、あなたに寄り添ってくれます。

私は、違う立場から書きます。

専門商社で4つの部署・46人を見る立場までやりました。そのうえで、はっきり言います。

あなたに聞きたいことがあります。


先に結論:この3つです

1⃣ なる前の不安なら、分かります

 でも、なった後もずっとそう言っているなら、話は別です。

2⃣ その状態は、周りにとって大迷惑です

 厳しいことを、正直に書きます。

3⃣ 目標や志がないだけかもしれません

 「向いてない」は、その言い換えです。

順番に書いていきます。


その気持ちは、いつのものですか

まず、確認させてください。

管理職になる前の不安なら、よく分かります。誰でも、新しい立場を前にすれば不安になります。

問題は、管理職になった後です。

自分でなりたいと思って管理職になった。

それなのに、なった後もずっと「向いてない」と言っている。

正直に聞きます。その状態を口に出す必要が、あるのでしょうか。

そうであるなら、管理職から降りる事が、みんなを幸せにすると思います。


それは、周りにとって大迷惑です

ここから、厳しく書きます。

私は、「向いていない」と自分で言う人を、実際には見たことがありません。

ただ、ネガティブに振る舞う人は見てきました。

社内でも、社外でも、厳しく言えば、大迷惑です。

社内の人間から見ると

「だったら、降りればいいのに」と思われています。

管理職の立場でネガティブな発言を続ければ、チームの空気が悪くなります。

社外の人間から見ると

「この人と、取引して大丈夫なのだろうか」と思われています。

責任者が自信なさげにしていて、安心して任せられる会社があるでしょうか。

「やらされている」風に言う人も、同じです。

自分では望んでいなかった、推薦されて仕方なくやっている。そういう言い方をする人がいます。

これも、同じ扱いだと思っています。理由がどうであれ、いま座っているのは事実だからです。


その人自身も、失っています

厳しく言うだけで終わらせません。その人自身に何が起きるかも、書いておきます。

周りから、人が離れていきます。

そして、見切られます。

物も時間も有限です。周りは、いつまでもその人に付き合ってくれるわけではありません。

気づいたときには、誰もついてきていない、ということが起こります。

人が離れていく話は、こちらにも書きました。


会社にとっても、悪影響です

管理職に求められているのは、業績と育成です。

「向いてない」と言い続けている状態では、この両方が達成できません。

さらに悪いことに、そのネガティブさが、組織のよくない文化を作ります。

部下は、上司の姿を見ています。

上司がネガティブなら、部下もネガティブになります。

それが積み重なって、組織全体の文化になっていきます。


その正体は、目標や志がないことです

なぜ、なった後もずっと「向いてない」と言い続けるのか。

目標や志がないからだと思います。

何のために管理職をやっているのか、この立場で何を成し遂げたいのか。

そこが決まっていないと、しんどいことばかりが目につきます。

大切なことは、退路を断てるかどうかです。

管理職を続けるかどうかは、退路を断ってやれるかどうかだと思っています。

中途半端に、いつでも逃げられる状態で構えていると、しんどさばかりが強調されます。

そして、もう一つ。

人の目を気にしている段階なら、ならない方が幸せです。

「向いてないと思われたくない」「格好悪いと思われたくない」

その段階でやっているなら、続ける意味を、もう一度考えてください。


後進者に、道を譲ってください

ここまで読んで、それでも「やっぱり向いてない」と思うなら

後進者に、道を譲ってください。

それは、逃げではありません。むしろ、責任ある判断です。

役職を降りることについては、こちらに詳しく書きました。

ただし、あちらは「量」と「演じること」で分けています。

今回の話は、それとは別の軸です。目標や志があるかどうか、です。


あなたの状況別の答え

■なる前で、不安がある

 それは正常です。

 なってから、この記事の内容を思い出してください。

■なった後も、ずっと向いてないと感じている

 目標や志が決まっているか、確認してください。

 決まっていないなら、そこを先に作るか、道を譲るかです。

■推薦されて、仕方なくやっている

 理由がどうであれ、いま座っているのは事実です。

 やるなら退路を断ってやってください。

■部下に、ネガティブな上司がいる

 その上司は、業績と育成を達成できていません。

 そして、あなた自身が同じ文化を作らないよう、気をつけてください。

■降りることを考えている

 それでいいと思います。

 ただ、退路を断ってやりきったうえでの判断か、確認してください。


よくあるQ

Q1. 厳しすぎませんか?

 厳しいと思います。

 ただ、それだけ周りへの影響が大きいということです。

Q2. 向いてないと感じたら、すぐ降りるべきですか?

 なる前の不安なら、まず一歩踏み出してください。

 なった後も続くなら、目標や志を確認してからです。

Q3. 目標や志は、どうやって作ればいいですか?

 この立場で、何を成し遂げたいか。

 それを一度、言葉にしてみてください。

Q4. 退路を断つって、具体的にどういうことですか?

 いつでも降りられると、思いながらやらないことです。

 中途半端な構えでは、しんどさばかりが目につきます。


まとめ:今から出来ること

  1. いまの気持ちが、なる前のものか、なった後のものか確認する。

  なった後もずっと続いているなら、話は別です。

  1. ネガティブな発言が、周りにどう見られているか考える。

  社内からも、社外からも見られています。

  1. 目標や志を、一度言葉にする。

  決まっていないから、しんどさばかり目につきます。

  1. 退路を断ってやれるか、自問する。

  いつでも逃げられる状態では、続きません。

  1. それでも向いてないなら、道を譲る。

  それは、責任ある判断です。


注意(必ず読んでください)

ここに書いたのは、私が46人を見た中での考えです。

会社の規模、業種、あなたの立場によって、状況は変わります。

また、心身に不調が出ている場合は、この記事の内容は当てはまりません。

気合いや根性論で解決しようとせず、まず休むこと

そして医師や専門機関に、相談することを優先してください。

最後に決めるのは、あなたです。

あなたの人生を、あなた以上に大切にできる人はいません。


さいごに

「管理職 向いてない」と検索する気持ちは、なる前なら自然です。

ただ、なった後もずっとそう言い続けているなら。

正直に書きます。それは、周りにとって大迷惑です。

  • 社内からは、だったら降りろと思われています。
  • 社外からは、この人で大丈夫かと思われています。
  • そして、あなた自身からも人が離れていきます。

その正体は、多くの場合、目標や志がないことです。

だから、退路を断ってやれるかどうかを、一度自分に問うてください。

人の目を気にしている段階なら、ならない方が幸せです。

そして、それでも向いてないと思うなら。

後進者に、道を譲ってください。それは、逃げではなく責任です。

自分がどこで、何をして生きていきたいのか。それは、社内にいる限り見えません。

私がそれを知ったのは、営業所の所長をやっていたときでした。

軽い気持ちで登録して、面談で言われた一言に、その場で固まりました。

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ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。

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