はじめに
私がNISAを始めたのは、20代のときでした。iDeCoと同じタイミングで、口座を開きました。
当時は、将来に漠然とした不安がありました。
- 給料日は来るのに、安心感がない
- このままずっと、働き続けるのか
- 老後のお金は、本当に大丈夫なのか
仕事帰りの電車で、「NISA」「iDeCo」「老後資金」と何度も検索していたのを覚えています。
「何か始めた方がいい」という感覚は、間違っていなかったと思います。
でも、やり方はかなり遠回りでした。今は、私と妻と子ども3人の家族5口座で投資をしています。
そこにたどり着くまでの失敗を、正直に書きます。
NISAの口座は、銀行ではなくネットの証券会社で開く
信託報酬の数%と、毎月分配型を軽く見ない
ランキングやおすすめに、自分の選択を預けない
失敗①:銀行で始めようとした
投資を始めようと思ったとき、最初に浮かんだのは銀行でした。お金のことは銀行、というイメージがありました。
でも調べてみると、同じNISA、同じ投資信託でも、銀行で買うとコストが高くなることが分かりました。
窓口で相談できる安心感は、手数料という形で自分が払っています。
それで私は、銀行をやめて、ネットの証券会社にしました。ネットの証券会社なら、こうした長期投資向きの商品を幅広く選べます。
- 低コストのインデックスファンド
- オルカン(全世界株式)
- S&P500連動型ファンド
| 項目 | 銀行 | 証券会社 |
|---|---|---|
| 商品数 | 少ない | 非常に多い |
| 手数料 | 高めの商品が多い | 低コスト商品が豊富 |
| インデックスファンド | 限定的 | 豊富 |
| NISAとの相性 | やや不向き | 非常に良い |
補足ですが、銀行を批判したいわけではありません。あくまで、始めるならどこでやるか、の話です。
失敗②:手数料と毎月分配型を軽く見た
投資信託には、「信託報酬」という手数料があります。年0.1%程度の商品もあれば、1%以上かかる商品もあります。
最初の私は、こう思っていました。「1%くらい、気にしなくてええやろ~笑」
でも、長期投資では無視できません。
毎月3万円を30年積み立てた場合、信託報酬0.1%と1.0%では、最終的に数百万円単位の差が出ることがあります。
毎月分配型の投資信託にも手を出しました。当時は「毎月お金がもらえる良い商品」だと思っていました。
でも実際は、分配金を出すために元本を取り崩しているケースもあります。
増えているように見えて、実は自分のお金を受け取っているだけ、ということもありました。
だから今は、投資信託を選ぶとき、信託報酬をかなり重視しています。
失敗③:選択を人任せにした
これが、一番大きな失敗だと思っています。最初の頃は、人気ランキングを見て商品を選んでいました。
「みんなが買っているなら安心」「証券会社がすすめているなら大丈夫」。そんな感覚でした。
今振り返ると、投資をしていたというより、安心感を買っていただけだった気がします。
投資は、相場が下がるときがあります。人任せで始めた投資は、そのとき簡単に不安になります。
「本当に大丈夫なのか」「売った方がいいかも」とブレやすくなります。
一方で、自分で理解して始めた投資は、暴落してもブレにくいです。
むしろ「また上がるし、そのまま放置でいいや~」くらいになります。これは、続けてみて実感したことです。
- なぜ積み立てるのか
- なぜその商品を選ぶのか
- なぜ続けるのか
この理由を、自分の言葉で説明できるかどうか。ここが本当に大切でした。
失敗のあと、今のNISAの使い方
遠回りを経て、今はかなりシンプルな形に落ち着いています。
- つみたて投資枠:オルカン(インデックスファンド)
- 成長投資枠:日本の高配当株
- 特定口座:高配当株(追加投資分)
つみたて投資枠は、オルカンを淡々と
毎月決まった日に、決まった金額を積み立てる。やることは、それだけです。値動きを見て売買することは、もうありません。
オルカンを選んでいるのは、一つの国に偏りすぎたくないからです。オルカンにもアメリカは入っていて、違いは配分だけです。
ラーメンでいう「あっさり」か「こってり」かの問題です。笑
成長投資枠は、日本の高配当株
高配当株の魅力は、実際に配当金が入ってくることです。初めて数千円の配当金が入ったとき、少し感覚が変わりました。
金額は大きくありません。でも、「自分が働いたお金以外が入ってきた」。その感覚は、想像以上に大きかったです。
よくある質問
Q. NISAで一番多い失敗は、何だと思いますか?
私の場合は、選択を人任せにしたことでした。
商品を理解せずに選ぶと、相場が下がったときにブレて、売ってしまいやすくなります。
Q. NISAは、銀行と証券会社のどちらで始めるべきですか?
私は、ネットの証券会社をおすすめします。同じNISAでも、商品の数と手数料が違います。
私自身、最初は銀行で始めようとしていました。
Q. どの証券会社を使っていますか?
楽天証券と松井証券です。SBI証券は使っていないので、内容は紹介までにとどめます。
使っていないものを、使ったように書きたくありません。
まとめ
- 銀行窓口ではなく、ネットの証券会社で口座を開く
- 信託報酬の数%と、毎月分配型を軽く見ない
- 自分の選択を、人任せにしない
将来への不安が、完全になくなったわけではありません。
でも、「自分で考えて、自分で選び、未来のために積み立てている」と思えるだけで、気持ちはかなり変わりました。
私が使っている証券会社
- SBI証券 → 国内最大手。NISA・iDeCoの品揃えが豊富
- 楽天証券 → 楽天ポイントで積み立て可能。初心者向け
- 松井証券 → サポートが手厚く、初心者でも始めやすい
楽天証券
ポイントで積み立てができ、初心者にも使いやすい作りです。これから新NISAを始める方は、一度見てみても良いと思います。
楽天証券で口座開設する松井証券
初心者向けのサポートや学習コンテンツが充実しています。長期投資のデビューにも向いています。
松井証券の日本株取引〜手数料0円から〜注意(必ず読んでください)
ここまで書いたことは、すべて私一人の事例です。
特定の商品をすすめるものではありません。投資の判断は、必ずご自身で行ってください。
そして、いちばん大事なことを書きます。
最終的に、どうするかはあなたが判断してください。
私の言葉で決めて、うまくいかなかったとき、あなたの人生の責任を私は取れません。
自分の人生の大きな決断の主語は、いつでも自分です。
さいごに
NISAは、一気に人生を変える魔法ではありません。でも、自分で未来を選び始めるきっかけにはなると思っています。
入り口を間違えなければ、NISAはそこまで難しくありません。まずは、小さく始めてみてください。
ここが、あなたの人生で運をつかみにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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