はじめに
「ハラスメント対策、やっています。」で、終わっていませんか?
多くの会社はこう答えます。
「研修は、年1回やっています」
「相談窓口も設置しています」
でも、こんな実態はないでしょうか。
- 相談窓口はあるが、誰も使っていない
- 研修は受けたが、徐々に元通りになっている
- 問題が起きてから、慌てて動いている
これは「やっている」ではなく、「やっているアピール」です。
そして、このアピールは、会社も個人も守れません。
実は私自身も以前の職場で、パワハラの相談を受けた経験があります。
あの時に相談できる人や場所があれば・・・
と思ったことが、今回、この資格を調べたきっかけでもあります。
このブログでは、「自分の意志で成長したい人」に向けて発信しています。
今回は、ハラスメント対策の資格を取ることが、なぜ個人のキャリアにつながるのかをお伝えします。
企業と個人は、両輪の関係
「成長したい」と思っている社会人は、多いです。
仕事・キャリア・収入について真剣に考えている方ほど、こんな壁にぶつかることがあります。
「個人でいくら努力しても、職場環境が変わらなければ限界がある」
その通りです。
一方で、会社がどんなに制度を整えても
現場に知識と対応力を持った人材が、いなければ機能しません。
企業と個人は、どちらか一方が頑張ればいいものではなく、両輪として共に成長していく関係です。
その両輪をうまく回すための一つのキーワードが、「職場環境の整備」です。
ハラスメント問題は、他人事ではない
少し数字を見てみましょう。
都道府県の労働局に寄せられるパワハラ関連の相談は、年間8万件以上にのぼります。
2022年4月には中小企業を含む全企業に、ハラスメント相談窓口の設置が、義務化されました。
つまり、規模を問わずすべての会社が「対応できる人材」を必要としている状態です。
ところが現実は、専門的に対応できる人が社内にいない会社がほとんどです。
ここに、キャリアを広げるチャンスがあります。
ハラスメント対策の資格、何が違うのか
ハラスメント対策に関連する民間資格は、いくつかあります。代表的なものを整理しておきます。
| 資格名 | 主催 | 特徴 | 受験資格 |
| 労働トラブル相談士 | キャリア人財育英協会(CRIA) | オンライン完結・実務寄り | 誰でも可 |
| ハラスメント防止コンサルタント | 公益財団法人21世紀職業財団 | 高難度・専門職向け | 実務経験5年以上など条件あり |
| ハラスメント対策アドバイザー | 一般社団法人ハラスメント対策協会 | 約3時間の講座で取得可能 | 誰でも可 |
| 認定ハラスメント相談員 | 日本ハラスメントカウンセラー協会 | 相談窓口担当者向け | 誰でも可 |
この中で今回ご紹介するのは、「労働トラブル相談士」です。
「労働トラブル相談士」がキャリアに向いている理由
オンラインで完結する
講座も試験も自宅から受けられます。仕事をしながら、スキマ時間で取得を目指せます。
ハラスメントだけでなく「労働トラブル全般」に対応できる
残業代の未払い、不当解雇、ハラスメント・・・
職場で起きうるトラブルを広くカバーしているため
人事・総務・管理職として、幅広い場面で活かせます。
ここは、知っておくべきポイントです。
企業の「相談窓口担当者」としての専門性が証明できる
義務化された相談窓口の担当者として、知識を持って対応できることを示せます。
人事評価にも、転職・副業にもつながりやすいポジションです。
価格が現実的
受講料は33,000円(税込)です。
同ジャンルの上位資格(ハラスメント防止コンサルタントなど)と比べると
入門・実務向けとして手が届きやすい水準です。
労働トラブル相談士認定講座
職場環境の整備は、会社経営の一つのキーワード
少し視点を広げてみます。
- 「従業員が、定着しない」
- 「生産性が、上がらない」
- 「優秀な人材が、離れていく」
こうした悩みを抱える会社に、共通することがあります。
働く環境が整っていないことです。
前提として、採用力はあるのにも関わらずです。
給与や待遇だけでなく、「安心して相談できる場所がある」「問題があれば正しく対処される」
という環境が、人材定着の土台になります。
この環境整備を担える人材になること。
それは今後のキャリアにおいて、確実に一つの強みになります。
ハラスメント対策の資格は、自分を守るためだけでなく
職場全体の環境をつくる側に立つためのスキルでもあります。
■心理的安全性を高める方法10選 ~できていない職場の特徴と具体例~
こんな人に向いています
- 人事・総務担当として、相談対応の専門性を高めたい人
- 管理職として、チームを守る知識を持ちたい人
- 副業・キャリアチェンジに向けて、専門性の一つを身につけたい人
- 「職場環境をもっとよくしたい」という思いがある人
逆に、法律の専門家として働きたい、社労士や弁護士を目指したいという方には
この資格では対応できる範囲に限界があります。
民間資格として「相談対応・アドバイス」の専門性を示すもの
という位置づけを理解した上で、ご検討してください。
講座の概要
| 項目 | 内容 |
| 資格名 | 労働トラブル相談士 |
| 主催 | キャリア人財育英協会(CRIA) |
| 形式 | オンライン講座・オンライン試験 |
| 受講料 | 33,000円(税込) |
| 受験資格 | 特になし |
| 取得後 | 企業内相談窓口担当・副業・独立など |

さいごに
「やっているアピール」を卒業した先に、本当に機能する職場環境があります。
そして、その環境をつくれる人材は、これから確実に必要とされていきます。
「変わりたいのに変われない」と感じている社会人の多くは
実は、行動の入口が、見えていないだけかもしれません。
一つの資格が、動き出すきっかけになることがあります。
- キャリアを広げたい
- 職場環境を変えたい
- 専門性を持ちたい
そう思っているなら、まずは詳細を確認してみてください。
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