夫婦の話し合いがうまくいかないあなたへ ~たいていの原因は、話し方ではありません~

お金の考え方・思考法
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はじめに

話し方を変えても、たぶん根本的な解決はしません。

「夫婦 話し合い」で検索すると、出てくるのはこういう答えです。

  • コンディションを整えてから話す。
  • 伝え方を変える。
  • 喧嘩にならない対話のコツ7選。
  • 話し合いの場を定期的に設ける。

その内容を書いているのは

夫婦関係修復カウンセラーと、本を売っている出版社と、結婚情報サイトです。

どれも間違っていません。

ただし、話し方を変えて解決するなら、とっくに解決しているはずです。

私は3人の子どもがいて、共働きです。会社員と個人事業主を兼業しています。

そして、正直に書きます。

ケンカは起きます。価値観が100%同じ夫婦なんて、いません。

そのうえで、私はこう思っています。

たいていの夫婦のケンカは、掘り下げていくと、お金のことが関わっています。


先に結論:この3つです

1⃣ 話すときは、数字と事実を使います

 感情だけで話すと、話し合いになりません。

2⃣ それでも、ケンカは起きます

 なくす必要はありません。戻れるかどうかです。

3⃣ 戻るための余白は、お金が作ります

 これが、私の考える唯一の解決策です。

 順番に書いていきます。


感情と論理の、両方を使います

まず、話し合いの中身の話です。

私は、感情と論理の両方を使います。感情を否定していません。

ただ、感情だけだと、話し合いになりません。

そして論理で話すために必要なものが、2つあります。

数字と、事実です。

なぜ数字と事実なのか

「なんとなく高い気がする」では、相手も答えようがありません。

反論のしようがないものは、話し合いになりません。

数字と事実が出ていれば、そこから先は、お互いに同じものを見ながら考えられます。

そして数字が出ていれば、意見はほとんど割れません。

我が家がお金の管理をどうしているかは、こちらに書きました。

やっているのは、全部を見えるようにすることだけです。

話し合いの場は、設けていません。

改まって座って話す時間は、我が家にはありません。

理由は、普段から会話しているからです。

ただ、もし妻から「その時間を作って」と言われれば、間違いなく作ります。

家族はチーム戦なので、会話は大事だからです。


それでも、ケンカは起きます

きれいごとは書きません。

我が家でも、ケンカは起きます。

当たり前です。価値観が100%同じ人間は、いません。育った家も、見てきたものも違います。

上位の記事は「喧嘩にならない話し方」を教えていますが

私はケンカをなくそうとしていません。

大事なのは、そこから戻れるかどうかです。相手に対して、優しくなれるかどうかです。

私がやっているのは、2つだけです。

我慢します。

腹が立たないわけではありません。ただ、その場で言い返しても、何も進みません。

そして、全部聞きます。

妻が感情で来たときも、論理で返しません。まず全部聞きます。

そのうえで、こう言います。

「お互い、冷静になろか〜。」

これだけです。テクニックではありません。その場を、いったん離れるための一言です。

最近は、言わなくてもお互いが、勝手に離れるようになりました。笑


戻るための余白は、お金が作ります

ここが、この記事でいちばん書きたいところです。

冷静になろう、と言ったあと。何をするかで、その後が変わります。

  • 気晴らしに買い物に行く。
  • ジムに行く。
  • 趣味に時間を使う。

このとき、お金に余裕がないと、それができません。

やることがないまま家にいれば、頭の中で同じことをくり返します。イライラが持続します。

しかし、一人の時間を、有意義に過ごせたとき

「言いすぎたな」と思えます。

「ケーキでも買って帰るか」という気持ちになれます。

「帰ったら謝るか」と思えます。

これは、性格の問題ではありません。優しくなれる余白が、あるかどうかです。

そして、その余白を作るのがお金です。

お金が全てではありません。ただし、解決策は、お金の総合力も関係します。

  • 夫婦の話し合いがうまくいかない。
  • すれ違う。
  • ケンカが増える。

掘り下げていくと、そこにお金が関わっていることが多いと、私は思っています。

  • 支出が多くて余裕がない。
  • 将来が不安で気持ちに余裕がない。
  • 自分に使えるお金がなくて、気晴らしができない。

話し方の問題に見えて、原因が別のところにあります。

解決策は、お金の総合力を鍛えること

貯める。増やす。稼ぐ。使う。守る。

この5つを全部です。どれか1つではありません。

  • 貯まっていれば将来の不安が減ります。
  • 稼げていれば選択肢が増えます。
  • 使い方を知っていれば、余白の作り方が分かります。

5つが揃っていると、夫婦の会話の温度が変わります。

全体像は、こちらにまとめています。


あなたの状況別の答え

■話し合おうとすると、喧嘩になる

 数字と事実を先に出してください。

 感情だけで始めると、話し合いになりません。

■相手が感情的になる

 まず全部聞いてください。論理で返さないでください。

 そして「お互い、冷静になろか」で、いったん離れてください。

■冷静になれと言われても、行き場がない

 そこが本丸です。気晴らしができる余白があるか。

 なければ、話し合いの技術より先に、そちらを整えた方が早いです。

■お金の話をすると、必ず揉める

 見えていないから揉めます。

 まず、両方が同じ画面を見られる状態を作ってください。

■話し合いの場を作った方がいいのか

 我が家は作っていません。普段から会話があれば、要りません。 

 ただ、相手が望むなら作ってください。


よくあるQ

Q1. ケンカをなくす方法はないんですか?

 ないと思います。価値観が100%同じ人間はいません。

 なくすより、戻れるようにしてください。

Q2. 我慢していると、こちらが疲れませんか?

 だから、一人の時間が要ります。

 我慢とセットで、余白を用意してください。

Q3. お金の話は、うちの喧嘩と関係ない気がします。

 そう見えることは多いです。

 ただ、掘り下げていくと関わっていることが多いというのが、私の実感です。

Q4. 具体的な話し方のコツを教えてください。

 ケースが多すぎて、書ききれません。

 代わりに、数字と事実を用意することだけ覚えてください。

 そこが揃えば、言い方はあまり関係なくなります。


まとめ:今から出来ること

  1. 話す前に、数字と事実を用意する。

  「なんとなく」では、話し合いになりません。

  1. 相手が感情で来たら、全部聞く。

  論理で返さないでください。

  1. 「お互い、冷静になろか」で、いったん離れる。

  その場で決着をつける必要はありません。

  1. 一人になったとき、行ける場所を持っておく。

  余白がないと、優しさは生まれません。

  1. お金の総合力を、5つとも点検する。

  貯める・増やす・稼ぐ・使う・守る。


注意(必ず読んでください)

ここに書いたのは、我が家の形と、私の考えです。

家庭ごとに事情はまったく違います。

そして、この記事は「お金があれば全部解決する」という話ではありません。

余白があると、戻りやすくなるという話です。

また、暴力・暴言・モラルハラスメントがある場合は、この記事の内容は当てはまりません。

話し合いで解決しようとせず、自治体の相談窓口や専門機関に相談してください。

心身に不調が出ている場合も同じです。

まず休むこと、そして医師や専門機関に相談することを優先してください。

最後に決めるのは、あなたです。

あなたの人生を、あなた以上に大切にできる人はいません。


さいごに

夫婦の話し合いについて検索すると、話し方のコツが大量に出てきます。

私は、そこにあまり意味を感じていません。

ケンカは起きます。そして、その場で完璧に話し合える夫婦なんて、たぶんいません。

大事なのは、戻れるかどうかです。

言いすぎたなと思えるか。ケーキでも買って帰るかと思えるか。帰ったら謝るかと思えるか。

それは、心の広さではありません。余白です。

そして余白は、お金で作れます。

だから私は、話し方より先に、お金の総合力を鍛えることを勧めます。

家族は、チーム戦です。

同じ方向を向くために必要なのは、上手な話し方ではなく

両方に余裕があることだと思っています。

ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。

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