はじめに
「ボーナスをもらってから辞めるのって、ズルいかな」
7月です。会社によっては8月ですか。
賞与が振り込まれた口座を見ながら、そう検索した人もいると思います。
私は異業種に転職しました。
そのとき、どうしたか。
もらってから、辞めました。
有給休暇も、全部消化しました。
その理由を、本音で素直に、正直に書きます。
責任を果たしたなら、権利は正しく使う
私の考えは、シンプルです。
これまでの責任を果たしていれば、権利は正しく使いましょう。
賞与は、施しではありません。
それまでの期間、自分が働いて出した成果に対する対価です。
有給休暇も同じです。法律で認められた、労働者の権利です。
責任をこれまで果たしてきましたので、権利は最後に使わせていただきました。
後ろめたさは、ありませんでした。
順番が逆なら、話は別です。
責任を果たさないまま、権利だけ主張するのは、筋が通りません。
でも、やることをやってきたなら
胸を張って受け取って、胸を張って辞めればいいと思います。
ただし、タイミングはボーナスで決めていない
ここが、いちばん大事なところです。
私は、賞与を受け取ってから辞めました。
でも、賞与を理由に辞めたのではありません。
退職のタイミングを決めるとき、他に考慮したことはありませんでした。
あったのは、ひとつだけです。
挑戦したい気持ちを、捨てきれなかった。
これだけでした。
もちろん、在職中もアピールはしていましたよ。笑
今いる場所でやることをやりながら、次の挑戦の準備をしていました。
ボーナスは、結果としてそこにあっただけです。
私を動かしたのは、賞与ではなく、挑戦心でした。
私が異業種転職を決めたときの話は、こちらに書いています。
「ボーナスが出たから辞めよう」は、どうなのか
ボーナスを機に辞める。
動機や区切りは、人それぞれです。
それで意志が固まるなら、それはそれでいいと思います。
ただ、個人的には、こう思っています。
あくまでも、挑戦心や、環境を変えたいという気持ちを持って転職してほしい。
「もらったから、辞める」
これを動機の中心に置くと、次の職場でも同じことが起きます。
また賞与をもらって、また辞めたくなる。
賞与は、辞める理由にはなりません。
辞めるタイミングの、ひとつの条件になるだけです。
理由は、自分の中にあるはずです。
よくある質問
Q1. ボーナスをもらってすぐ辞めると、法的に問題ありますか?
賞与の支給日に在籍していれば、受け取る権利があります。ただし、会社の就業規則で「支給日以降〇か月以内に退職した場合は返還」といった規定を設けているケースもあります。まず自社の規則を確認してください。
Q2. 有給を全部使ってから辞めるのは、非常識ですか?
私は全部消化しました。有給休暇は労働者の権利であり、会社は原則として取得を拒否できません。ただ、引き継ぎを放り出していい理由にはなりません。責任を果たしたうえで、権利を使う。順番の問題です。
Q3. 退職を切り出すタイミングは、賞与の前後どちらがいいですか?
規則の確認が先です。そのうえで、支給後に伝える人が多いのは事実です。ただ、いい求人やタイミングは、賞与の支給日を待ってくれません。数十万円のために機会を逃すこともあります。天秤にかけるのは「確定した金額」と「機会」です。
Q4. 転職すべきか、まだ決められません。
まず、自分の市場価値を知ってください。数字で自分の位置が見えると、判断材料が増えます。実際に使ったエージェントの話は、こちらに正直に書きました。
まとめ
- 私は異業種転職のとき、賞与をもらってから辞めた。有給も全部消化した
- 理由は「これまでの責任を果たしていれば、権利は正しく使いましょう」
- ただし、タイミングを賞与で決めたわけではない
- 私を動かしたのは、挑戦したい気持ちを捨てきれなかったこと。在職中もアピールはしていた
- 動機や区切りは人それぞれ。でも挑戦心や、環境を変えたい気持ちを持って転職してほしい
- 賞与は辞める理由にはならない。理由は、自分の中にある
賞与は、どうしても世間や周りと比較してしまうものです。
実際に、私もそうでした。
ただ、一つだけ言えることは、ネガティブに感じているなら
一度、自分の市場価値を確かめてみることです。そこに道はあります。
さいごに
ボーナスが振り込まれた口座を見て、少し心が揺れている人へ。
その金額は、あなたがこれまで果たしてきた責任の対価です。
受け取ることに、後ろめたさは要りません。
ただ、その金額が、あなたの人生の舵を切る理由になってはいけないと思います。
舵を切る理由は、口座の中ではなく、あなたの中にあります。
ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。
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