あなたは何屋さんですか? ~答えられない人が9割の理由と自分の価値の見つけ方~

キャリア・転職の考え方
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はじめに

「あなたは何屋さんですか?」

この質問に、すぐ答えられますか?

もし即答できるなら、この記事は読む必要はないかもしれません。

でも、少しでも詰まったなら、それはチャンスです。

なぜなら今回は、「自分の価値を言語化する力=自己認知」についての話だからです。


なぜ答えられないのか

結論から言うと

自分を正確に理解できていないからです。

多くの人は

  • 会社の肩書き
  • 役職
  • 仕事内容

で自分を説明しようとします。

でもそれは「何をしているか」であって、「何を提供できる人か」ではありません。

そして、ここで重要なのが「自己認知」です。

簡単に言うと、自分を知る力です。

  • 強み
  • 弱み
  • 価値観
  • 思考のクセ

これらを客観的に把握することになります。

ただし、これが意外と難しいです。

なぜなら、人は思い込みで自分を見てしまうからです。


自分をズラす確証バイアス

ここで一つ、重要なキーワードがあります。

「確証バイアス」というものです。

これは、「自分の思い込みを正しいと信じてしまう心理」のことです。

例えば

  • 「自分は、コミュニケーションが苦手」
  • 「自分は、内向的だから向いていない」
  • 「自分は、血液型的にこういう性格」

こういった思い込みに引っ張られて、本来の可能性を見失うケースが非常に多いです。

転職や環境の変化で、苦手や向いていない事を受け入れたら

案外、すんなりといったことがあると思います。一度、振り返ってみてください。


新入社員がハマる落とし穴

  • 言われたことだけやる
  • 評価を気にしすぎる
  • 「自分にはまだ早い」と思う

要点は、自分の“型”を早く決めすぎるという事です。

本音で、これが一番もったいないです。

最初はむしろ、何屋でもない状態でいいと思います。


中堅・ベテラン社員がハマる落とし穴

  • 経験で判断する
  • 昔の成功体験に引っ張られる
  • 「自分はこういう人間」と決めつける

この思考停止が、アップデートという成長を止めてしまいます。

本当に、これがリスクだと思います。

環境が変われば、求められる何屋も変わるので対応できなくなります。


「何屋さんか」を定義する方法

ここが一番重要です。

シンプルに、この3つで考えてください。


① 何で価値を出しているか

例えば

  • 数字を作る
  • 仕組みを作る
  • 人を動かす

② 誰に価値を提供しているか

例えば

  • 上司
  • 部下
  • 顧客
  • チーム

③ どんな結果を出しているか

例えば

  • 売上を伸ばす
  • 業務効率を上げる
  • 問題を解決する
  • 損益分岐点を下げる
  • 営業利益に寄与する

以上のこの3つを掛け合わせると、“自分は何屋”かが見えてきます。

この答えは、長いワードでもいいですが短いワードで言い切れる方が、伝わりやすいです。

これを言語化できれば、自己紹介や面接、経歴の棚卸時にも使えます。

具体例として

  • 「組織の仕組み作り屋」
  • 「営業特攻屋」
  • 「損益分岐点を下げる屋」
  • 「人の強みを引き出す屋」
  • 「問題を見つけて改善する屋」

ポイントは、職種ではなく“価値”で表現することです。


最もおすすめの発見方法

正直に言うと、考えるだけでは見つかりません。

おすすめはこちらです。

とにかく行動 × 振り返り

新しい仕事や苦手なこと、任されたことに対して行動してみる。

そして

  • 何がうまくいったか
  • 何が苦手だったか
  • どこで評価されたか

これらを言語化してみる。

この繰り返しで、自分の輪郭がはっきりしてきます。

もう一歩、踏み込むのであれば「情」と「理」も使ってください。

情と理のバランスが成長を決める ~行動するためのシンプルな考え方~


まとめ

考えて行動すれば、答えは後からついてきます。

「あなたは何屋さんですか?」

この問いの正解は一つではありません。

でも、あえて答えるなら、価値を提供できる自分を言語化できているかです。

最初は曖昧でいいと思います。

でも

  • 行動する
  • 振り返る
  • 言語化する

これを繰り返すことで、自分だけの答えが見えてきます。


さいごに

ここまで読んでいただいた方は、最初の問いに対する見方が少し変わったはずです。

補足ですが、ここまで読めたということは、確証バイアスに気づけている可能性が高いです。

最初の数行で離脱した人は、「これは自分には関係ない」と判断してしまったかもしれません。

良い悪いではなく、“問いに向き合うかどうか”で差がつくということです。

このような何でもない小さな積み重ねが、後に人生の大きな差となり現れます。

そして最後になりますが

未来は、もう「待つもの」ではありません。選ぶものです。

幸運も同じです。偶然ではありません。準備していた人にしか、見えない。

だから、今動く「今日が最強のスタート日」だから。

ここが、あなたの人生で運を掴みにいく、最初のきっかけになれば幸いです。


おすすめ書籍

自分の強みを言語化したい人へ
 → 「何屋か」を見つけるルートです。


普遍的な価値観を身につけたい人へ
 → 7つのブレない軸を作ることが出来ます。

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