はじめに:「成長したい」と思っているのに、前に進めない理由
多くの社会人が、こう口にします。
- 成長したい
- スキル・資格を身につけたい
- 将来に備えたい
決意表明はいいことですが、数年後を振り返ると
あまり変わっていない気がする。むしろ、前に進んでいない。
という感覚やネガティブ思考に陥る人は少なくありません。
これは意欲が足りないからでも、能力が低いからでもありません。
原因は、「成長を会社任せにしていること」 にあります。
この記事では、自分の意志で成長するとはどういう状態なのか
そして、なぜそれが今の時代に必要不可欠なのかを整理します。
新年を迎えて目標と現実行動のギャップに、悩んでいる人にも刺さると思います。
「成長=努力」だと思っていると危険
まず、多くの人が勘違いしている前提があります。
頑張っていれば、いつか成長できる
そして、この考え方に対しての実際の行動は
- 長時間働く
- 忙しくする
- 仕事量を増やす
以上に偏りがちですが、これだけでは成長は保証されません。
なぜなら、成長とは「変化」であって「消費」ではない からです。
努力が成長に変わるには
- 方向性
- 意図
- 再現性
上記の3点が、足し算や掛け算のように合わさる事が必要です。
会社は「あなたの成長」を最優先していない
冷たい言い方になりますが、これは事実です。この話をすると「いやいや、私の会社は違うよ!」と仰られる方々を見てきましたが、よくよく考えてほしいのです。
会社の本来の目的は、【利益を出すこと】であり個人を成長させることが最優先ではありません。 むしろ、個人の成長は自分自身で考えて行動してください。というのが本音です。話は少しそれますが、面接で「御社で成長したいです!」という方がおられますが、私はこのフレーズが出た瞬間に、結果はごめんなさいです。話を戻します。
補足までにもちろん会社により、育成の制度はありますが
- 会社に都合のいい成長を促す
- 今の業務に必要な定型・非定型業務のスキル
が中心になります。
これ自体は悪いことではありませんが、ここに 人生を丸投げするのは危険 です。
合わせて、「私の会社は特別だ!」という猛進感覚も捨てた方がいいです。
自分の意志で成長する人は、ここが違う
自分主導で成長している人には、共通点があります。
① 仕事を「目的」ではなく「手段」として見ている
- 今の仕事で何を得るのか
- どんな力を伸ばすのか
これを常に意識しています。
仕事そのものにしがみつくのではなく、仕事を通じて何を積み上げるか を見ています。
しっかりと「問い」を立てるのが上手だと思います。
② 成長の軸を言語化している
自分の意志で成長する人は
- どんなスキルを伸ばすか
- 何ができるようになりたいか
以上を自分の言葉で具体的に説明できます。
逆に言えば
何となく成長したい
という状態では、ほとんど前に進めません。恐らく具体的な説明もできないと思います。
③ 環境選びも「成長行動」だと理解している
- 判断・決断を任されるか
- 挑戦できる空気感があるか
- 失敗から学べるか(心理的安全)
以上のこうした環境を選ぶことを成長の一部だと理解しています。
成長の主導権を取り戻す3つの視点
ここからは、実践的な話です。
視点① 今の仕事で何が積み上がっているか
- ヒューマンスキル・テクニカルスキル
- 経験・体験
- 判断力・決断力
これらを、他人に説明できるレベルで具体的に言語化してください。
説明できないものは、まだ自分の力になっていない可能性があります。
視点② その成長は市場で評価されるか
- 社内だけで通用しないか
- 他社でも再現できるか
この視点がないと
気づいたら選択肢がない
という状態に陥ります。
視点③ 成長の選択権を自分が持っているか
- 辞めようと思えば辞められる
- 別の道を考えられる
この状態で働けているかどうかは、精神的な余裕と直結します。
「会社に依存しない」とは、孤立することではない
誤解されがちですが、会社に依存しないとは一人で戦うではありません。
- 会社を利用する
- 環境から学ぶ
- 機会を成長に変える
こうした 主体的な姿勢 のことです。
成長の意志があるだけで、選択肢は変わる
自分の意志で成長するようになると面白いほど
- 仕事の見え方が変わる
- 不安の正体が分かる
- 次の一手を考えられる
ようになります。この主体的な状態になれば自分で人生を描けます。
成長とは、不安を消す魔法ではなく、不安に向き合える力 です。
まとめ:成長は「会社が与えるもの」ではない
成長は、待っていても手に入りません。
- どこで
- 何を
- どう積み上げるか
これを選ぶのは、常に自分自身です。
自分の意志で成長することは、人生の主導権を取り戻すことでもあります。
だからこそ、これからの未来は違います。
成長の方向を選び、仕事を選び、お金との向き合い方を変えることはできます。
なぜなら「今日が一番若い日」だからです。
このブログが、そのための「考えて行動する一歩目の場所」になれば幸いです。

