はじめに:「続けるべきか、辞めるべきか」で止まってしまう人へ
今の仕事を続けるべきか、それとも辞めるべきか。
この問いで、何ヶ月、場合によっては何年も立ち止まってしまう社会人は少なくありません。
私も実際によくこの手の相談に乗っております。
- 辞めて後悔しないだろうか
- ここで逃げたと思われないだろうか
- でも、このまま続けるのも不安
この状態が一番つらいのは「どちらも選べず、時間だけが過ぎていくこと」です。
この記事では、感情論や勢いではなく
冷静に「続ける・続けない」を判断するための基準を整理します。
現在、まさにこの悩みのある方には一読して頂きたく思います。
まず知っておいてほしいこと
最初に、はっきりさせておきたいことがあります。
「今の仕事を続けるべきか迷うこと」自体は、異常ではありません。
むしろ
- 成長を真面目に考え
- 将来を真剣に描こうと
- 人生を本気で生きている
からこそ、迷いが生まれます。
問題なのは、判断・決断基準を持たないまま悩み続けることです。
「辞めたい理由」だけで決めると失敗しやすい
多くの人は、こんな理由で考え始めます。
- 仕事(通勤)がつらい
- 上司(人間関係)が合わない
- 評価されない(理想と現実のギャップ)
もちろん、どれも正当な理由です。
しかし、辞めたい理由だけで判断し決断すると失敗確率があがります。
なぜなら
- どの会社にも多少の不満はあります
- 環境を変えても同じ問題が出る可能性があります
ですので必要なのは、「この仕事を続けた場合、何が残るか」 という視点です。
仕事を続けるか迷ったときの3つの判断・決断基準
ここからが本題です。
迷ったときは、次の3つの軸で考えてください。
基準① この仕事で「成長」が積み上がっているか
まず見るべきは、感情ではなく 成長の中身 です。
- スキルが身についているか
- 判断力・決断力が育っているか
- 他社でも通用する経験・体験か
これを言語化できますか?
「忙しい」「慣れてきた」だけでは、成長とは言えません。
チェックポイント
- 1年前と比べて、できることは増えているか
- 誰かに説明できるスキルになっているか
ここが 言語化 出来ないのなら、辞めた時のリスクは高くなります。
基準② その成長は「将来の選択肢」につながるか
次に見るべきは、成長の出口です。
- 今の経験や体験は、他の仕事につながるか
- 市場で評価されるか
- 役割が広がる可能性があるか
社内だけで完結する成長は、将来の選択肢を極端に狭めます。
よくある危険な状態
- 社内評価は高いが、外では通用しない
- 会社特有の仕事しかできない
この場合、「今は安定している」ように見えても中長期では不安が大きくなります。
基準③ 続ける選択を「自分で選べているか」
最後に、非常に重要な視点です。
今の仕事を「仕方なく」続けていませんか?
- 辞めたら不安だから
- 他に選択肢がない気がするから
この状態で働くと、仕事は一気に 消耗戦 になります。
逆に
- 辞めることもできる
- 他の道も考えられる
この状態で「続ける」と選べているなら、同じ仕事でも意味が変わります。
補足ですが、仕事に対しての熱量を伝えているのではありません。
「続ける」と決めるのも、立派な判断であり決断
この内容は、本当に誤解されがちですが
続ける = 現状維持
ではありません。
- 何を積み上げるかを決めて
- 期限を決めて
- 意図を持って続ける
これは 戦略的な選択 です。
問題なのは、何も考えずに続けることです。
そしてこの差は、後々取り返しのつかない差になります。
すぐ辞めるべきケースもある
一方で、次に当てはまる場合は注意が必要です。
- 何年いても役割が変わらない
- 判断や決断を一切任されない
- 成長の説明が全くできない
この状態が続くなら、環境を見直すこと自体が成長行動になります。
判断や決断に迷ったときの具体的な整理方法
おすすめなのは、紙やメモに次の3つを書くことです。
アウトプットが大事です。絶対に書いてください。口に出すだけでは駄目です。
- 今の仕事で身についたこと
- それは将来どう使えそうか
- 続けるなら、何を伸ばすか
これを書けない場合、迷いの原因は 仕事ではなく「軸の不在」 かもしれません。
まとめ:「辞めるかどうか」より「どう判断・決断するか」
今の仕事を続けるべきかどうかは、本音で言うと正解はありません。
大切なのは
- 成長が積み上がっているか
- 将来の選択肢につながるか
- 自分で選べているか
この3つの軸で考えることです。
最終的に迷っている状態は、人生を見直すチャンスでもあります。
だからこそ、これからの未来は違います。
成長の方向を選び、仕事を選び、お金との向き合い方を変えることはできます。
なぜなら「今日が一番若い日」だからです。
本日から仕事の悩みに光を当てようと思います。
このブログが、そのための「考えて行動する一歩目の場所」になれば幸いです。
